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　環境省尾瀬沼ビジターセンターは、檜枝岐村内施設の営業自粛を踏まえ、6月中は閉館しておりました。

　本ブログでは、自粛期間中の尾瀬の様子をさかのぼってご紹介させていただきます。

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■天気：晴れ

ブログをご覧の皆様こんにちは。
今シーズン最初の巡回で、大清水まで歩いてきました。
朝から太陽が眩しいほどのいい天気の中でしたが、林間にはまだ残雪があり肌寒さも感じました。

【早稲っ沢からのぞむ燧ヶ岳】

尾瀬沼周辺の雪はほとんど消えていますが、三平下から一ノ瀬までの間の登山道はまだまだ残雪が多く残っていて木道が隠れているところがありました。

【登山道の残雪】

夜間に降った雨などが雪の下を流れ、雪が溶けて空洞になっている状態です。
木道でない部分がこのようになり、踏み抜いてしまう危険があります。
また、雪で木道が滑りやすくなっているところもあります。
十分な注意をして歩く必要があります。

【一ノ瀬～大清水間の旧道】

一ノ瀬から大清水にかけては、新型コロナウィルス対策のため、低公害車運行はまだ休止中です。
旧道を歩いてみると、ブナなどの木々の芽吹きの季節でした。たくさんの野鳥の声を聴きながら新緑の中を歩く気持ちのいい道です。

【オオカメノキ、クリンソウ】

新緑の林間に白い花のオオカメノキが目立ち始めました。
登山道脇にはピンク色のクリンソウが咲き出しました。

担当：渡邉