- 今日の尾瀬
- 2018.07.08
2018年7月8日-尾瀬沼ビジターセンターより(外来植物の駆除作業)
■ 天候:曇り
■ 気温:17.4℃(9時) 18.1℃(昨日の最高気温) 14.6℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
ミズバショウやニッコウキスゲなど、特色のある植物
の花を楽しみに尾瀬にお出かけになる方が多いと思い
ます。
ところが、本来尾瀬にはなかったはずの植物の種が、
靴の底の土に付着して持ち込まれたり、動物によって
持ちこまれるなどして、湿原に生える事があります。
そういった危惧されている植物の一つがオオハンゴン
ソウです。
【オオハンゴンソウ(国立研究開発法人 国立環境研究所より)】
明治中期に観賞用として北アメリカから導入された
この植物は、尾瀬の特別保護地区近くの車道沿いに
広がってきています。
尾瀬の中にこの植物が入りこまないようにボランティア
さん、尾瀬関係者が集まり駆除作業を行っています。
今回、奥只見ダム方面から三条の滝に行く登山口の小沢平
(こぞうだいら)で、駆除作業がありました。
始めにオオハンゴンソウの見分け方など説明があり、
その後作業が始まりました。
作業開始とともに強い雨が降り出し作業がやりにくい
時間帯もありましたが、参加者が精力的に作業した結果、
登山口付近のオオハンゴンソウは見事に駆除されていき
ました。
駆除したオオハンゴンソウはゴミ袋に詰めて軽トラック
に積み込みましたが、軽トラック2台にいっぱいになり
ました。
最後に参加者が集まって記念写真を撮り、尾瀬に本来
ある植物が守られることを祈って散会しました。
担当:加藤