- お知らせ
- 2012.10.01
平成24年シーズン 「尾瀬を知る」フィールド講座 を開催します! (参加者募集中)
平成24年シーズン
「尾瀬を知る」 フィールド講座を開催します
■目的/
尾瀬国立公園は尾瀬ヶ原のような箱庭的な風景をはじめ、北欧のような雰囲気を持つ尾瀬沼や、古木・巨木が存在感を示す豊かな森、また高山植物のお花畑で彩られ、雄大な眺めを一望できる山岳など、多様で原生的な自然が残された場所です。また、日本の自然保護運動発祥の地として、自然と人とがふれ合うための架け橋を担っています。
この自然を未来の子供どもたちへと手渡すため、私たちにできることは何でしょうか。それは自分自身が実際に尾瀬を訪れ、尾瀬を感じ・発見することです。感じることは、本で読んだ知識よりも多くの素晴らしさを教えてくれます。
「尾瀬を知る」フィールド講座は、そんな尾瀬の隠された魅力が発見できるテーマを用意しました。ぜひご参加ください。
■主催/
財団法人尾瀬保護財団
■参加対象者/
◆尾瀬が好きな人
◆尾瀬を知りたい人
◆尾瀬リピーター(ボランティアや友の会会員)
◆ガイド
■定員/
各回 20名 (1・2回目は各10名)
※各回とも定員になり次第、受付は終了となります
※要事前申込、現地集合・解散
■参加費/
各回 2,000円 (第4・7回目は各回1,000円)
※参加費には、保険料、教材費、ガイド料等が含まれます
※日帰り参加も可能です(ご相談ください)
※この収益金の一部は、復興支援義援金として福島県に寄付されます
■内容と講師/
(1)第1回 4月28日(土)~ 29日(日) ※終了しました (実施報告)
「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング(1)」
講師:新保政春氏(アウトドアディレクター)、安類智仁(尾瀬保護財団)
あたり一面の雪原となった春の尾瀬ヶ原をネイチャースキーで
歩いてみませんか? 普段は歩くことのできない湿原の奥へと入り、
巨樹の森や動物の気配を探して歩きます。
(2)第2回 5月 4日(金・祝)~ 5日(土) ※終了しました (実施報告)
「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング(2)」
講師:新保政春氏(アウトドアディレクター)、安類智仁(尾瀬保護財団)
あたり一面の雪原となった春の尾瀬ヶ原をネイチャースキーで
歩いてみませんか? 普段は歩くことのできない湿原の奥へと入り、
巨樹の森や動物の気配を探して歩きます。
(3)第3回 7月 7日(土)~ 8日(日) ※終了しました (実施報告)
「至仏山の自然を科学する」(詳細ページ)
講師:横山隆一氏(日本自然保護協会常勤理事)
これまでの調査から明らかになった高山植物の宝庫・至仏山の
自然を徹底解剖します。登山だけでは分からなかったこの山の貴重さ
にせまります。
(4)第4回 7月21日(土) ※終了しました (実施報告)
「夜の尾瀬へのいざない」(詳細ページ)
講師:安類智仁・原田林太郎(尾瀬保護財団)
尾瀬で働く人しか体験することのない夜の尾瀬。そんな尾瀬に
ナイトハイクへと出かけ、ホタルや星空、動物の気配…を感じてみよう
(5)第5回 8月 4日(土)~ 5日(日) ※終了しました (実施報告)
「尾瀬ヶ原湿原の不思議をさぐる」(詳細ページ)
講師:安類智仁(尾瀬保護財団・第3次尾瀬総合学術調査団員)
湿原は尾瀬国立公園を代表する風景。でも湿原ってどんな場所なの?
これまでのフィールドワークから得られた知見を基に、特異な湿原の生態
系システムを学びます。
(6)第6回 8月18日(土)~19日(日) ※終了しました (実施報告)
「尾瀬ヶ原アニマルウォッチング」(詳細ページ)
講師:原田林太郎(尾瀬保護財団・ツキノワグマ対策員)
自然の宝庫・尾瀬は、実は野生動物の生息地。夕暮れ時から朝方の、
尾瀬ヶ原で気配の濃くなる野生動物たちの様子を観察します。この講座
に参加すれば、尾瀬の見方が変わる??
(7)第7回 9月 1日(土) ※終了しました (実施報告)
「尾瀬・地学入門 ~戸倉沢層・根羽沢 編~」 (詳細ページ)
講師:円城寺守氏(早稲田大学教授)
尾瀬の登山口・大清水には地学的にも魅力があります。
日本随一の金銀鉱床露頭を見せる根羽沢鉱山跡を巡りながら、
当時の面影をたどります。
(8)第8回 9月22日(土)~23日(日) ※終了しました。 (実施報告)
「会津沼田街道をたどる」(詳細ページ)
講師:星光幸氏(七入山荘)
尾瀬沼を経て群馬県と福島県とを結ぶ道を会津街道または沼田街道と
いい、登山道沿いにも関所や土塁等が残され、往時を偲ぶことができます。
歴史ある街道を辿りながら、新たな尾瀬を発見します。
(9)第9回 9月29日(土)~30日(日) ※終了しました。 (実施報告)
「尾瀬湿原復元の歩み」(詳細ページ)
講師:桜沢仁・安類智仁(尾瀬保護財団)
45年にもわたる尾瀬の湿原復元の歴史や取組を紹介します。世界的に
も珍しい湿原復元技術について、体験を通してお伝えします。尾瀬保護を
語る上で大切な講座ですのでぜひご参加ください。
■参加申込先/
財団法人尾瀬保護財団(担当:安類)
TEL:027-220-4431、FAX:027-220-4421
mail oze_fieldAoze-fnd.or.jp (「A」を@に変えて送信ください)
■募集期間/
各回実施日の7日前まで
(平成24年シーズン「尾瀬を知る」フィールド講座総合チラシ)
■参考に昨年の講座のようすをどうぞ
■「尾瀬ヶ原ネイチャースキー・ハイキング(1)」
■「尾瀬ヶ原ネイチャースキー・ハイキング(2)」
■「尾瀬の野鳥ウォッチング」
■「至仏山の自然を科学する」
■「池塘の不思議をさぐる」
■「尾瀬ヶ原アニマルウォッチング」
■「尾瀬・地学入門 ~戸倉沢層・根羽沢 編~」
■「尾瀬湿原復元45年の歩み」