- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2026.05.29
2026年5月29日-尾瀬沼ビジターセンターより(雨上がりのシカ柵設置)
=============================================================
尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2026(令和8)年シーズンについて | 尾瀬保護財団へ確認をお願いします。
=============================================================
■天気:晴れのち曇り
■気温:18.7℃(9時)25.9℃(昨日の最高気温)10.6℃(今日の最低気温)
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は冷たい雨で朝を迎えました。一昨日燧ヶ岳に登った際には、暑くて袖をまくった腕が真っ赤に日焼けしてしまうほどの日差しでしたが、雨が降ると一気に肌寒く感じるようになります。変わりやすい尾瀬の天気に防寒対策などの十分な備えを持ってお越しください。
【サンカヨウ】

尾瀬沼ビジターセンター近くの歩道脇のサンカヨウも雨に濡れて少し寒そうにしていました。いくつか株があるので、もうしばらく花を楽しむことができそうです。咲いている場所などは尾瀬沼ビジターセンターでご案内できます。窓口でお気軽におたずねください。
【シカ柵設置】

ニホンジカによる食害から大江湿原の植物を守るため、シカ柵を設置しました。関係者で協力し合って大江湿原を取り囲むように総延長約3.5kmの距離を、支柱に固定しながら高さ2mの金属製の網を立てていきます。このシカ柵は、冬は豪雪地帯の尾瀬からニホンジカが移動してしまうこと、積雪の重みで柵が壊れてしまうことから、シーズン終わり頃にまた取り外します。今年も大江湿原にたくさんの花が咲くことを期待しています。
【ナツトウダイ】

ナツトウダイの花が咲きました。一見地味な花ですが、とてもユニークな形をしています。輪生する5枚の葉の葉腋から枝を出し、2個の葉の間に花をつけます。

その幾何学的な花の形に思わず見入ってしまうのですが、皆さんはどうでしょうか。
【ムラサキミズゴケ】

大江湿原に目立つ赤紫色をしたモジャモジャのかたまりを見つけました。ミズゴケの仲間であるムラサキミズゴケです。ミズゴケ類は高い保水力を持つこと、自らが酸性物質を放出することで微生物の働きを弱め分解されずに泥炭層を構築する一部となることなど、尾瀬の湿原を形作る重要な役割を担っています。可愛らしい花につい目を奪われがちですが、今は脇役のムラサキミズゴケも草紅葉の時期には、鮮やかな赤や紫のアクセントを添える主役となりますので、忘れないでいてくださいね。
【アクセス】
※沼山峠口
御池~沼山峠間のシャトルバスは、5月23日(土)より運行開始しています。
※大清水口
大清水~一ノ瀬間の低公害車は、まだ運行されていませんので、大清水から尾瀬沼までは歩きとなります。
尾瀬沼に至る登山道は、残雪は無くなり夏道となっていますが、一部破損した木道などが見られます。特に濡れた木道は滑ることがありますので、お越しの際は、足元をよくご確認いただき、スリップによる転倒などに十分注意をお願いします。

尾瀬沼ビジターセンター











