=============================================================
お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。

【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください（人馴れ等の原因となります）。

=============================================================

■天気：晴れ

気温 ：9.2℃（9時）12.9℃（昨日の最高気温）6.4℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

昨日の雨と風が嘘のように、今日の尾瀬沼周辺は晴れ渡っています。雲一つ無い青空の中、雄大に佇む燧ヶ岳を眺めていると、シーズンが残り少ないことに寂しさを覚えてしまいます。

【尾瀬沼ビジターセンターから眺める燧ヶ岳】

その山容が雪に包まれるまで、いったいあとどのくらいでしょうか。今年は比較的暖かく感じますが、それでももう間もなく初冠雪になるのではないかと思われます。

【朝の陽光を浴びる三本カラマツ】

朝の強い陽射しを浴び、三本カラマツも木道も輝いているようです。晴れた日には、まだまだ強い陽射しになります。

【大江川と尾瀬沼】

たっぷりの水を湛えた尾瀬沼に流れ込む大江川です。豊かな水こそ尾瀬の根源であり、この自然を守り続けなければならないと強く感じます。

【大江湿原の草紅葉】

草紅葉はすっかり赤みが抜けて、黄金色に近づいてきました。風に吹かれてさざ波のようにそよぎ、朝露が陽光で光る様子は時間を忘れて見入ってしまいます。

【ダケカンバの黄葉】

ダケカンバの葉も黄色く色づき、時折吹き付ける風で落葉も進んでいます。

【新たなお花のリレー最終走者？】

昨日のブログでリュウキンカを紹介しましたが、その近くにはニリンソウが咲いていました。蕾も見られますので、探してみると他にもあるかもしれません。お花のリレーの最終走者が、最後の最後まで頑張ってくれているみたいですね。

【滑る木道にご注意】

今朝の木道は、このような状態でした。
今の時期は、落葉が進み大量の落ち葉が木道の上に乗っていることがあります。さらに雨上がりなどで濡れていると大変滑りやすくなります。木道上に並ぶ色とりどりのグラデーションが綺麗ですが、歩行される際には十分にご注意ください。
また、冷え込むと木道の上に霜が降りたり、凍り付くことがあります。緩やかな傾斜の木道や木製階段、古くなった木道を歩くときには、滑るかもしれないと思って重心を低くして、慎重にお通りください。

今シーズン残り僅かですが、今だけの尾瀬を楽しまれてはいかがでしょうか。
皆さんのお越しをお待ちしております。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
　御池～沼山峠間のシャトルバスは10月26日（日）をもって運行を終了します。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。　
※大清水口
　大清水～一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。（オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉）

尾瀬沼ビジターセンター