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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.10.12

2025年10月12日-山の鼻ビジターセンター( 尾瀬ヶ原の様子)

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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。
【注意】
〇この時期の朝晩は一桁の気温になることもあり、木道に霜がつくと大変滑りやすく転倒しやすい状況となります。尾瀬にお越しの際は天気予報をよく確認し、雨対策防寒対策をし、転倒等にはご注意ください。
〇鳩待峠~山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が増えています。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
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■天気:晴れ
気温:23.8℃(最高気温)9.7℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。本日は、尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。

【尾瀬ヶ原を照らす日の出】

今朝は雲のすき間から朝日が出て、温かい太陽のエネルギーを感じました。池塘に反射した光がキラキラと輝き、朝の静けさに包まれた幻想的な風景に思わず足を止めてしまいます。

【逆さ燧ヶ岳】

朝日が尾瀬ヶ原を照らし始めた早朝には、燧ヶ岳方面は白い霧に包まれていましたが、時間が経つにつれ消え、その雄大な山の姿を見せてくれました。

【紅葉したヒツジグサの葉】

尾瀬ヶ原の池塘に浮かぶヒツジグサの葉は少なくなってきましたが、紅葉した葉の様々な色合いを現在も楽しむことができます。

【東電小屋東側の林内】

太陽の光があまり入らない東電小屋東側の林内は、ひんやりとした空気が漂っています。広葉樹が多く生えているこの場所では落ち葉が木道にたくさん落ちており、朝露などで濡れた落ち葉の上を歩くと足を滑らせてしまう可能性があります。林内を歩くときは小さな歩幅で歩きながら景色を楽しみください。

【東電尾瀬橋から見える樹木の紅葉】

東電尾瀬橋から、周りの樹木が色付いている様子を眺めることができました。

【赤田代~見晴間】

赤田代~見晴の間は、木道沿いに背丈の高いヨシが群生しています。秋風が吹くとさわさわと揺れ、広大な湿原歩きとはまた違った景色や木道歩きを堪能できます。

【見晴~竜宮の間】

現在尾瀬ヶ原の広大な湿原は、見渡す限り黄金色に輝いています。竜宮周辺ではトチノキが色付き、黄緑色から黄色のグラデーションになっていました。

【湿原で見つけた植物】

木道沿いにエゾリンドウやオゼヌマアザミが咲いていました。現在尾瀬ヶ原に咲く花の数はわずかですが、華やかに咲く花を見つけると何だか嬉しくなります。

【湿原で見つけた生き物】

赤いトンボが赤田代付近の木道の上で羽を広げて休んでいました。この1匹のトンボに一期一会を感じ、この雄大な尾瀬で小さな生き物に出会えることの貴重さを感じました。

晴れた日には爽やかな秋風が吹き、心地良い木道歩きを堪能することができます。ぜひ移り変わる秋の尾瀬の自然を味わいにお越しください。

尾瀬は山岳地帯です。天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参し、計画的に早めの行動を心がけてください。また、防寒着を用意し、気温に合わせて服装を調節できるようにしましょう。

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○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第五弾」は「秋の尾瀬と」です。 

尾瀬山の鼻ビジターセンター 坂本

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