- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2025.10.06
2025年10月6日-尾瀬沼ビジターセンターより(燧ヶ岳の紅葉の様子)
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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。
【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
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■天気:雨のち晴れ
気温 :13.4℃(9時)20.3℃(昨日の最高気温)13.2℃(今日の最低気温)
ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
尾瀬沼では朝から雨が降り続け、尾瀬沼全体がガスに包まれ冷たい空気が覆っていましたが、昼前から徐々に晴れ間が顔を出し、午後には陽射しが降りそそぐようになりました。
大江湿原の濡れた草紅葉が、風に撫でられ日を浴びながら乾き始め、少しずつ彩りが変わりゆく光景はとても幻想的です。
【第二大江橋付近から三本カラマツ方向】

草紅葉の赤みが徐々に抜け、黄金色に近づいてきています。見頃はしばらく続きそうです。
【草紅葉と樹木の紅葉の様子】

大江湿原付近の木々の紅葉は、色づき始めというところでしょうか。ダケカンバの黄葉が目立つようになってきました。
さて昨日、燧ヶ岳の巡回に行ってきました。標高の高い部分は紅葉がずいぶん進み、とても見頃となっていますのでご紹介します。
【長英新道6合目付近から見た尾瀬沼】

ナナカマドの赤が、このあたりから鮮やかになっています。
【長英新道8合目付近から見た燧ヶ岳】

8合目より上は、とても彩り豊かとなっています。背の高い樹木はあまり見られませんが、色づいた低木が燧ヶ岳を染め上げているようです。
【熊沢田代】

御池からの登山道の途中にある熊沢田代の様子です。こちらの草紅葉もずいぶんと進み、ナナカマドの赤みがよいアクセントとなっています。
【広沢田代】

こちらの湿原でも、草紅葉が黄金色に染まっています。木々の紅葉と草紅葉を見比べながらの登山を、お楽しみになってはいかがでしょうか。
なお、登山道の木道や、木製階段が一部損傷しています。損傷が著しい箇所を通過する際には、十分に足元を注意してください。
※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。
※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。
【アクセス】
※沼山峠口
御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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