- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.10.02
2025年10月2日-山の鼻ビジターセンター(研究見本園の様子)
===========================================================
お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。
【注意】
〇この時期の朝晩は一桁の気温になることもあり、木道に霜がつくと大変滑りやすく転倒しやすい状況となります。尾瀬にお越しの際は天気予報をよく確認し、雨対策、防寒対策をし、転倒等にはご注意ください。
〇鳩待峠~山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が増えています。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
============================================================
■天気:曇りのち晴れ
気温:17.5℃(最高気温)8.7℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、黄金色に染まった研究見本園の様子をお伝えします。
【草もみじ】

湿原では、草もみじの濃淡が、時とともにまた日差しによっても変化し、その時々で印象が違って見えます。そんな湿原に佇むと、秋風になびく葉が色合いをゆらめかせながら、乾いた音を立てていました。
【さまざまな色】






黄金色の湿原をよく観察してみると、さまざまな色に染まった葉に溢れていることが分かります。赤、黄、オレンジ、真紅・・・いろいろな色が混ざり合い、湿原を黄紅葉に染めています。葉が赤くなる紅葉、黄色くなる黄葉、それらは植物の個性や、陽当たり、気温などの環境変化により刻々と移り変わっていきます。
【池塘】

登山道入口に向かう木道から左側に分岐する木道沿いに、いくつかの池塘があります。オレンジ色に染まったキンコウカの葉が印象的です。

登山道に向かう木道から右に折れて周回路に入るとすぐに、周囲を木道に囲まれた池塘があります。色付いたヤマドリゼンマイで秋色に彩られています。
【ベンチ】


研究見本園には、至仏山東面登山道入口に向かう木道脇に三箇所、外周路奥に一箇所のベンチが設置されています。登山道入口に向かう木道脇のベンチは、至仏山を見ながらその登頂に思いをはせるのに絶好の場所です。外周路奥のベンチは研究見本園を見渡すことができ、のんびりと草もみじを堪能できます。
お好きなベンチでのんびりしながら、刻々と移り変わる草もみじに浸って、錦秋の尾瀬を満喫してみてはいかがでしょうか。
尾瀬は山岳地帯です。天気の急変に備えてレインウェアを必ず持参し、気温に合わせて服装を調節できるようにしましょう。また、しっかりとした計画のもと、早めの行動を心がけてください。
============================================================
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第五弾」は「秋の尾瀬と」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新倉











