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お出かけの際には、2025年シーズンオフ関連情報 についての確認をお願いします。

【※注意】
〇見晴キャンプ場でツキノワグマの目撃情報が増えています。詳しくは、見晴キャンプ場付近でのツキノワグマの目撃についてをご確認ください。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する、写真を撮るなどの行為はおやめください（人馴れ等の原因となります）。

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■天気：雨時々曇り

気温 ：12.4℃（9時）17.3℃（昨日の最高気温）10.8℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

10月を迎え、最低気温が10度を下回る日が多くなりました。そのおかげで、大江湿原の草紅葉は見頃を迎えています。草の先から褐色、山吹色、黄色、黄緑色とグラデーションになって、複雑な秋の色を作り上げています。

雨が降り続く寒い１日となりましたが、人が少なく静かな尾瀬を味わうには最適です。雨や寒さへの対策をしっかりして、ぜひ秋の尾瀬へいらしてください。

【三本カラマツと大江湿原】

【尾瀬看板のベンチから平野家の墓方面】

奧にある丘が緑色なのは、笹の色です。手前には褐色の湿原、真ん中に流れる大江川沿いには、ヤマドリゼンマイの赤茶色が彩りを添えています。

【土塁跡付近から尾瀬沼方面】

草紅葉の湿原の向こうには、黄色に変わり始めたダケカンバ、落葉しないので深緑色のオオシラビソ、そして湿原の中に盛り上がって赤や茶色に見えるのはレンゲツツジやヤマドリゼンマイです。

【小淵沢田代分岐から小淵沢田代方面】

ミネザクラの黄葉が、オオシラビソの深緑の森の縁取りになっています。

【エゾリンドウ】

エゾリンドウは尾瀬のお花の最終ランナーです。葉は紅葉し始めていますが、花はふっくらと咲いていました。

【ヤマハハコ】

木道の間のすき間でひっそりと咲いていました。まるで冷たい風を避けているようです。

足元で赤い実をつけているのはマイヅルソウです。まだら模様の方は若い実で、真っ赤な方は熟しています。

【マイヅルソウ（実）】

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。防寒具、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
　御池～沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
　大清水～一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。（オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉）

尾瀬沼ビジターセンター