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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025（令和7）年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気：晴れ時々曇り

気温 ：18.9℃（９時）23.7℃（昨日の最高気温）14.1℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆さま
こんにちは。

ここ尾瀬沼では、朝夕の空気が徐々に冷たくなり、それに伴い草紅葉の色づきも進んできています。
平日ながら訪れるお客様も多く、景色を楽しむ方やお花を探される方、カメラを構えて素敵な写真を撮影される方と、皆さんとても多様な楽しみ方をされているようです。

【本日の大江湿原】

大江湿原の後ろに聳える燧ヶ岳と、尾瀬沼を背に映す三本カラマツです。どちらも代表的な風景であり、今までも、これからも変わることなくここにあり続けてほしいと願います。

そして尾瀬国立公園の数ある素晴らしい風景の中から、昨日巡回に行きました会津駒ヶ岳をご紹介したいと思います。

日本百名山の一つに数えられる会津駒ヶ岳は、標高2,133ｍで山頂付近に広がる湿原は高山植物の宝庫となっています。

【会津駒ヶ岳山頂から中門岳方向への稜線】

滝沢登山口から山頂までは延々と登りになりますが、山頂付近からは天上の楽園の稜線歩きを堪能できます。晴れた日は素晴らしい眺望を思う存分にお楽しみいただけます。

【駒の小屋付近から燧ヶ岳方向の稜線】

小さな登り下りを繰り返しながらの稜線歩きは、変わりゆく景色を十分に楽しめます。また、足元に小さく咲き乱れるお花たちを探すのも、お楽しみの一つとなるでしょう。

【ホソバコゴメグサ】

ホソバコゴメグサはとても小さなお花ですが、登山道周辺に多く咲いていました。可愛らしい特徴的な形の花弁です。

【ハクサンフウロ】

ハクサンフウロは夏の時期のお花ですが、9月のこの時期でも数は少ないものの見ることができます。色味が様々で、ピンクから紫の濃淡豊かな色合いを楽しめます。

いかがだったでしょうか。
尾瀬国立公園には、日本百名山に名を連ねる山が三山あり、そのどれもが素晴らしく何度訪れても飽きさせない景観を備えています。秋深まるこれからしっかり装備を整えて、満艦飾に染まった山をお楽しみになってはいかがでしょう。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行するとかクマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
　御池～沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
　大清水～一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。（オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉）

尾瀬沼ビジターセンター