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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025（令和7）年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気：雨のち曇り

気温 ：18.5℃（９時）21.6℃（昨日の最高気温）17.2℃（今日の最低気温）

ブログをご覧のみなさん、こんにちは！

３連休最終日の今朝は、霧雨に煙る尾瀬沼周辺です。大江湿原は、霧雨に濡れてしっとりとしていました。風がないのでおだやかです。ハイカーの方も傘をさしたり、雨具を着たり、ゆっくりと尾瀬沼周辺を散策されていました。長蔵小屋さん裏手の第二展望デッキに向かいました。燧ヶ岳は雲の中にかくれていました。

【第二展望デッキから望む三本カラマツ（尾瀬塚）】

湿原の色が日々、秋色に深まっていきます。昨日とは違う色合いに毎日驚かされます。

【丘から望む三本カラマツ】

湿原の周辺の緑と、秋色に深まってゆく湿原のコントラストが美しいですね。

【ヤナギランの丘から望む大江湿原】

大江湿原の中央部に立つ三本カラマツ（尾瀬塚）が、季節ごとに印象に残る景観を見せてくれます。これからの季節、秋の紅葉は特に美しいです。

昨日は、秋の特別トークショー「歩荷さんのお仕事｣が、尾瀬沼ビジターセンターのレクチャールームで開催されました。百人以上の方が参加され、普段なかなか聞くことのできない歩荷さんのお仕事や、歩荷さんから見た尾瀬の魅力を聞くことができました。講師は、歩荷歴29年のベテラン、五十嵐寛明さんと、歩荷でYouTuber（Japanese Porter）の萩原雅人さんです。

【秋の特別トークショーの様子】

会場は満員御礼で立ち見の人も出るほどでした。五十嵐寛明さんと萩原雅人さんの自己紹介から始まり二人のユーモア溢れる絶妙なトークに、参加者の皆さん熱心に聞き入っていました。

【歩荷体験の様子】

歩荷体験コーナーでは、ビール６ケース（約６０Kg）を参加者の方々に挑戦していただきました。ほとんどの方が敗北する中、立ち上がって歩くことができた挑戦者が現れた時は、大拍手が湧き起こりました。講師のお二人もびっくりしていました。このあと挑戦者の列が終了時間まで途切れることがなかったことは言うまでも無いです。

ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行するとかクマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
　御池～沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
　大清水～一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。（オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉）

尾瀬沼ビジターセンター