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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.09.14

2025年9月14日-尾瀬沼ビジターセンターより(雨上がりの尾瀬沼)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気:曇り時々雨

気温 :19.0℃(9時)19.0℃(昨日の最高気温)16.2℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

今日は雨があがって久しぶりに太陽と青空がのぞいたかと思えば、また雨がちらついたり、目まぐるしい天気となりました。三連休中日の今日は朝からたくさんのお客様でビジターセンターも賑わい、歩荷さん体験コーナーでは小さなお子さんたちが元気に大きな荷物を背負っていました。

【大江湿原】

肌寒い日が数日続いたからでしょうか、大江湿原もだいぶ黄色く色づいてきたようです。散策のみなさんも足を止めて写真を撮っていらっしゃいました。

【ミゾソバ】

大江湿原では、ミゾソバの葉と茎が真っ赤に色づいていました。

【ゴゼンタチバナの実】

林内では、朱色の実をつけたゴゼンタチバナが目を惹きます。

【ススキ】

ビジターセンターの入り口通路脇には、今年は多くの種類の花が咲きました。見頃はすぎましたが、ミヤマアキノキリンソウやゴマナ、ゲンノショウコなどがまだ咲いています。そこに背の高いススキが伸びて、秋の風情が漂っています。

【ゲンノショウコ】

ゲンノショウコは花が終わると実の上部のさく果がくちばし状に伸び、種子はその根元につきます。黒く熟した種子がはじけ飛んだ後のさく果は御神輿の屋根のような形状になり、ミコシグサ(神輿草)という別名もあります。最後には紅い萼片が花びらのように残ります。ビジターセンター前で一緒に観察した小学生のお嬢さんが、種子がはじけ飛んだ後の様子をみて「シャンデリアみたい!」とすてきな表現をしていました。

尾瀬では、刻々と季節の移ろいが感じられます。散策によい季節となりましたので、ぜひ尾瀬にいらして大自然をじかに感じてみてください。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行するとかクマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

◆秋の特別トークショーのお知らせ
 9月14日に歩荷さんをお呼びしてのトークショーを予定しています。参加費は無料です。 詳しくは、こちら<【尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報】(歩荷さんトークショー)>をご覧ください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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