- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.07.30
2025年7月30日-山の鼻ビジターセンター(鳩待峠~山ノ鼻の様子)
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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○赤田代公衆トイレ、富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
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■天気:晴れ
気温:30.5℃(最高気温)16.3℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、鳩待峠~山ノ鼻間の様子をお伝えします。
【濡れた木道】

昨夜、雨が降ったので、今朝は木道が濡れていました。雨が降らなくても、早朝の木道は朝露で濡れていることがあります。濡れた木道は滑りやすいので、小さな歩幅でゆっくり歩いてください。
【涼しい林内】

鳩待峠から山ノ鼻へは、距離約3.3km、標高差約200mの下りです。林内を歩く登山道なので涼しいですが、沢付近ではとりわけ清涼感ある空気が流れています。

沢をのぞき込むと、嬉しいことに今日はイワナがいました。胸びれに縁取りがあるのが特徴です。
【咲いていた花】


どちらも、テンマ沢湿原に咲いていました。コオニユリの鮮やかなオレンジ色は、周りを華やかな雰囲気にします。
【つぼみ】


もう少しで咲きそうなのはカニコウモリです。つぼみの先の赤紫色がとても綺麗です。丸く可愛らしいつぼみは、ツルニンジンです。大きなもので2cmくらいになっていました。
【実】


6月中旬に咲いていた白いサンカヨウは、青いブルーベリーのような実になっていました。真っ赤に色づいていたのはオオバタケシマランの実です。葉の付け根にぶらさがるように付いています。
先を急いで足早に通り過ぎてしまう方も多い区間だと思いますが、気をつけて歩くといろいろな発見があります。鳩待峠~山ノ鼻間の道もぜひお楽しみください。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第三弾」「尾瀬 夏本番」です。 (至仏山、燧ケ岳、ヒツジグサ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津











