- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.07.23
2025年7月23日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)
============================================================
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
============================================================
■天気:晴れのち雨
気温:29.7℃(最高気温) 14.6℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。
【逆さ燧の池塘】

正面の燧ヶ岳が水面に映り込む、人気のビュースポットです。天気も良く、たくさんの方が写真を撮っていました。
【池塘に咲くヒツジグサ】


池塘ではヒツジグサが咲いています。天気のいい日は午前10時頃から開き始めます。
【下の大堀川ミズバショウ群生地】

正面に見える山は至仏山です。青々とした湿原が夏らしいです。春はこの場所にミズバショウが群生し、ポスターなどに使われるほど、とても美しい風景が見られます。
【ニッコウキスゲ群生地】


牛首分岐~ヨッピ吊橋間に、ニッコウキスゲが群生しています。湿原が黄色に染まり、緑と黄色の絨毯のようになっていました。
【 オニシモツケの群生】

下ノ大堀川橋付近では、白いふわふわとしたオニシモツケがたくさん咲いていました。あまり目立つ花ではありませんが、これだけたくさん集まっていると見事です。
【見られた植物たち】









キンコウカがたくさん咲き、ところどころで群生しています。黄色い花をよく見ると、星形をしていてきれいです。そのほかにも尾瀬ヶ原ではたくさんの花が咲いています。夏真っ盛りの尾瀬にぜひいらしてください。
尾瀬では寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
============================================================
ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

============================================================
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 野島











