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お出かけの際には、2025（令和７）年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原（竜宮・見晴地区）から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
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■天気：晴れ
気温：32.3℃（最高気温）　12.7℃（最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、鳩待峠～アヤメ平間の様子についてお伝えします。
【アヤメ平への入山口】

鳩待峠にあるアヤメ平への入山口です。鳩待休憩所の裏手、公衆トイレの左側にあります。
現在、橋の破損により長沢新道と八木沢道が通行不可となっており、アヤメ平から尾瀬ヶ原へ下ることはできませんのでご注意ください。

【登山道の様子】

鳩待峠から登っていくと、始めは広葉樹の明るい森が広がっていますが、標高が上がるにつれて針葉樹が増えてきます。お花の少ない樹林帯区間ですが、足元の色鮮やかなコケや鳥の声、針葉樹のさわやかな香りを感じながらゆっくり登ってください。

【横田代】

横田代ではキンコウカやワタスゲが広がっていました。傾斜のある広々とした湿原を登るにつれ、至仏山や遠くの山々が望めるようになります。横田代周辺では、傷んだ木道に注意してご通行ください。

【アヤメ平】

さらに登っていくと、やがてアヤメ平に到着します。アヤメ平は標高2000ｍほどにある湿原で、キンコウカが一面に咲いていました。

アヤメ平には大きな池塘が点在し、池塘越しに至仏山や燧ケ岳、上越の山々、会津駒ケ岳などを望むことができます。この日は、青い空に白い雲、そして緑色の湿原にキンコウカが咲き、まさに「天上の楽園」の名にふさわしい風景が見られました。
　

【ワタスゲ揺れる湿原】

アヤメ平を過ぎて富士見峠に下る途中、富士見田代や富士見峠近くの湿原では、白いワタスゲが群生しています。なお、富士見峠公衆トイレは現在使用できませんのでご注意ください。

【そのほかの植物】

湿原では、キンコウカやワタスゲのほかにも、これらの植物が見られます。

横田代やアヤメ平では、尾瀬ヶ原とは違った風景をお楽しみいただけます。登山の装備をしっかり整え、訪れてみてください。

尾瀬では寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
（ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ）

尾瀬山の鼻ビジターセンター　天津