- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.07.12
2025年7月12日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」「下り禁止」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
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■天気:晴れ
■気温:27.1℃(最高気温)15.0℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
日中は日が差すと蒸し暑い尾瀬ですが、早朝は冷涼でしっとりとした空気に包まれます。
尾瀬ヶ原を三条ノ滝まで歩いてきましたので、その様子をお伝えします。
【早朝の尾瀬ヶ原】

燧ケ岳から昇る朝日を待っていると、幻想的な朝靄が立ち上がってきました。
【朝露を浴びた花々】


キンコウカやノアザミが咲き始め、尾瀬ヶ原にも盛夏の訪れが近いことを感じます。


ツルコケモモは実を結び始めていました。実になってもかわいらしいですね。








このほか、湿原のあちらこちらで色とりどりの花たちが、朝露を受けて瑞々しく輝いていました。
【ニッコウキスゲの群生】


東電下の大堀橋をヨッピ吊橋方面に渡ってすぐの湿原では、ニッコウキスゲが群生し始めています。蕾がまだまだあるのでこれからが楽しみです。


このニッコウキスゲの群生の中では、ミズチドリ、カラマツソウも元気に咲いていました。

下ノ大堀川橋付近でもニッコウキスゲの群生が始まっていました。
【竜宮付近】



竜宮現象付近ではコタヌキモがひっそりと咲いていました。龍宮小屋の付近ではバイケイソウが群生を作っていました。
【モウセンゴケとヒツジクサ】




上田代の池塘ではヒツジグサが咲き始め、モウセンゴケの花も観察できました。
【平滑ノ滝、三条ノ滝】


大きな音を響かせながら豪快に流れ落ちていました。展望台まで来ると清涼感を味わえ、ここまでの疲れも癒されます。


三条ノ滝へは森の中の登山道となり、途中にはぬかるんだ箇所もあります。登山靴などのしっかりとした靴で行くようにしましょう。
尾瀬では寒暖差が大きく、朝夕は涼しく過ごしやすいですが、晴れた日の日中は最高気温が30℃くらいまで上がることもあります。熱中症に注意し、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また雷注意報が出ている場合には、午後になると天気が急変し雷雨になることが多いです。計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新倉











