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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.07.10

2025年7月10日-山の鼻ビジターセンター(鳩待峠~山ノ鼻間の様子)

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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しました。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」「下り禁止」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
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■天気:晴れのち雨
■気温:28.8℃(最高気温)16.2℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。昨日の夕方は雨が激しく降りましたが、今朝は晴れ間が広がりました。雨上がりの尾瀬では、様々な鳥たちの美しい鳴き声が響いています。午後からは天気が下り坂の予報で、お昼ごろから早めに下山されるお客様の姿が見受けられました。

本日は、鳩待峠~山ノ鼻間の様子をお伝えします。

【鳩待峠の看板】

尾瀬にいらした際は、この看板前で記念写真を撮る方も多いのではないでしょうか。

看板を通り過ぎると一瞬顔の高さほどの植物が生い茂っている箇所がありますが、すぐに石階段や木道が出てきます。雨が降った後は足元が滑りやすくなっていますので、慎重にお進みください。

【至仏山が見えるスポット】

鳩待峠~山ノ鼻間で、至仏山を眺めることができる場所があります。ちょうど写真を撮影した時は至仏山が雲に隠れ、微かに山のシルエットが見えました。

【ハクサンシャクナゲ】

木道沿いの顔の高さに咲いている花は、ハクサンシャクナゲです。アズマシャクナゲに似ていますが、葉のカールが比較的強く丸い点や、アズマシャクナゲより開花時期が遅い点などで区別します。初夏に咲く白から淡いピンク色の花が可愛らしいですね。

【テンマ沢湿原】

テンマ沢湿原では、大きなミズバショウの葉が生い茂っています。

【ミズバショウ】

ミズバショウの白い仏炎苞(ぶつえんほう)の部分は無くなり、鬼の金棒のような実がずっしりと成長しているようです。

【ヤマオダマキ】

ヤマオダマキが木道と木道の間にうつむいて咲いていました。下向きの花を覗いてみると、中身は右写真のようになっていました。めしべやおしべを雨から守っているのか、下向きで咲く花を好む虫のためなのか、生存戦略のために植物には様々な工夫がされているようです。

【小さな発見】

樹木の葉に滴る水滴が綺麗だなぁ、と葉っぱに着目しながら歩いていると、目の前に小さな幼虫が細い糸でぶら下がっているのを発見しました。大自然の中で小さな生き物に出会えるのも尾瀬の魅力かもしれません。雨天時でも面白い発見があると思います。

尾瀬では寒暖差が大きく、朝夕は涼しく過ごしやすいですが、晴れた日の日中は最高気温が30℃くらいまで上がることもあります。熱中症に注意し、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また雷注意報が出ている場合には、午後になると天気が急変し雷雨になることが多いです。レインウェアを必ず持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ)


尾瀬山の鼻ビジターセンター 坂本

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