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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2024.10.29

2024年10月29日-尾瀬沼ビジターセンターより(春は残雪の白、夏は湿原の緑、秋は草紅葉の黄)

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2024年の尾瀬シーズンも、あとわずかとなりました。尾瀬周辺のアクセス、各施設の営業終了(閉鎖)予定、尾瀬ヶ原の橋板撤去予定などについては、こちらの「2024年シーズンオフ関連情報」でご確認ください。
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■天気:晴れ
■気温:5.0℃(9時)12.7℃(昨日の最高気温)0.2℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

本日の尾瀬沼周辺は0℃近くまで冷え込み、大江湿原は…シン…と静まり返っています。

【大江湿原の様子】

大江湿原では朝露をまとった枯草が陽光に照らされキラキラと輝いていました。

【尾瀬沼の様子】

尾瀬沼周辺の広葉樹の葉はほとんどが落葉し、カラマツの葉が黄葉の最終ランナーとなりました。

さて、本日で私のブログの担当も最後となりました。最後に尾瀬の魅力的なエリアの一つ、会津駒ヶ岳の様子をご紹介します。(写真撮影日10月25日)

【紅葉の様子_標高1400m付近】

滝沢登山口からの登山道ではハウチワカエデが真っ赤に色づき、森の中を彩っています。ブナも黄色から褐色へと変化し、秋は深まっています。

【逆さ会津駒】

この日は風も穏やかではっきりと駒の大池に映り込む会津駒ヶ岳の姿を見ることができました。例年であれば10月初めに降雪を迎えて雪景色となる山頂周辺も、今年は降雪が遅くいまだ枯草色の景色のままで少し寂しいような気がします。

【薄暮】

駒の小屋も10月26日の宿泊をもって今年度の営業は終了となりました。会津駒ヶ岳から見る夕焼けの景色も来春の小屋開けまでおあずけです。これから会津駒ヶ岳は積雪が数メートルの厳冬期の山へと変化します。相応の装備を準備の上、入山の際はくれぐれもお気をつけください。

【四季折々の魅力】

山頂付近より中門岳方面
山頂付近より燧ヶ岳方面

春は残雪の白、夏は湿原の緑、秋は草紅葉の黄と様々な顔を見せてくれる会津駒ヶ岳。来シーズンの登山はいかがでしょうか。(写真左:5月18日、写真中央:8月2日、写真右:10月14日)


尾瀬沼地区の山小屋は営業終了しています。売店、喫茶等も終了していますので、ご注意ください。これからおいでになる方は、防寒対策の他に、飲み物と食べ物をご準備ください。
なお尾瀬沼ビジターセンターは、10月31日まで開館しており、皆さまのおいでをお待ちしています。

<ご注意>

◆ツキノワグマにご注意ください。出会い頭の事故にならないようにクマ鈴の携行などの安全対策をお願いします。

◆登山道には古くなって破損した木道や階段があります。割れたり、傾いたりしていますので気をつけて歩きましょう。

<お知らせ>

10月1日より会津バス沼山峠行きの発着が、「会津高原尾瀬口」から「会津田島」へと変更となりました。詳しくはこちら(外部リンク)をご覧ください。合わせて御池~沼山峠間シャトルバスの運行時間も変更となります。詳しくはこちら(外部リンク)をご覧ください。

<ご案内>

◆自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」
 午前9時からと昼12時30分から、毎日2回開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2024年「第四弾」はこれまで好評だったオコジョに加えて、尾瀬沼の秋シリーズです。(三本カラマツ、木々の紅葉、エゾリンドウ、燧ヶ岳)

尾瀬沼ビジターセンター

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