- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2024.07.29
2024年7月29日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬を感じるミニツアー開催中!)
============================================================
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。現在、尾瀬沼周辺の売店は営業していない日もあります。(昼食営業は一部のみ)自動販売機もありませんので、食べ物や飲み物のご持参をおすすめします。
お出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:曇り時々晴れ
■気温:19.5℃(9時)20.3℃(昨日の最高気温)17.8℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
久し振りに青空がのぞく穏やかな天気になりました。尾瀬を感じるミニツアーは、爽やかな風がそよぐ中で行われました。皆さん熱心に管理員の説明に耳を傾けていらっしゃいました。
【尾瀬を感じるミニツアーの様子】
ビジターセンター周辺のビュースポット、尾瀬の自然や動植物、自然保護の取り組み等を尾瀬沼ビジターセンターの管理員がご案内します。毎日9:00~9:45と12:30~13:15開催、参加費は無料で、予約も不要です。ぜひご参加ください。尾瀬をより楽しんでいただけるよう管理員一同お待ちしております。
【ビジターセンター前のヤナギランの様子】
今年もヤナギランが見頃を迎えています。ヤナギランは下から上へ咲いていきます。今は半分位なので見頃はまだまだ続きそうです。
【燧ヶ岳とオタカラコウ】
大江湿原では沢(奥ッ沢)に沿ってオタカラコウが群生していました。まるで燧ヶ岳に続く黄色い絨毯のようですね。
【大江湿原北側の様子(沼山峠側)】
先日までニッコウキスゲの黄色い花で賑わっていましたが、今はコバギボウシの淡い紫色で湿原が染まり始めていました。次の主役を務める植物です。
【小淵沢田代分岐から第三大江橋付近の様子】
小淵沢田代分岐から第三大江橋付近は、オレンジ色のコオニユリ、黄色のオタカラコウ、紫色のコバギボウシが咲き、青空の下、とてもカラフルです。
【アブラガヤ(別名アイバソウ)】
この稲穂のような植物は、カヤツリグサ科のアブラガヤです。木道周辺でたくさん見られます。別名をアイバソウと呼び「またアイバソウ(またお会いしましょう)」とガイドさんが笑いを取る定番の植物です。(余談ですが私は尾瀬沼錦と呼び笑いを取ってます。)
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。
<ご注意>
◆登山道には古くなって破損した木道や階段があります。割れたり、傾いたりしていますので気をつけて歩きましょう。
◆会津沼田街道(沼山峠~七入)では倒木や橋が流されている場所がありますので、通行の際には事前に確認をお願いします。
<お知らせ>
◎三条ノ滝園地について、老朽化した展望台の改修工事が予定されています。詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは故障のためご利用できません、ご注意ください。
◎三平下の公衆トイレは修理が終わり、使えるようになりました。
<ご案内>
◆「尾瀬からのお便り」
今年も「尾瀬からのお便り」イベントを始めました。窓口でハガキ、切手等を準備しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
◆見晴地区イベントのお知らせ
7月10日・25日開催の「夜のスライドショー」では多くの方にご参加いただきありがとうございました。8月のイベント開催予定は、決まり次第お知らせいたします。時間は夜19時から、参加費は無料です。たくさんの方のお越しをお待ちしております
◆自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」
午前9時からと昼12時30分から、毎日2回開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
◆「夜のスライドショー」
金曜、土曜及び祝前日に宿泊者向けのイベントとして夜19時からスライドショーを開催しています。参加費は無料です。
※詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問い合わせください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2024年「第三弾」はこれまで好評だったオコジョに加えて、尾瀬沼の盛夏シリーズです。(ツマグロヒョウモンチョウ、ヒツジグサ、ニッコウキスゲ、コオニユリ)
尾瀬沼ビジターセンター