- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2024.07.16
2024年7月16日-尾瀬沼ビジターセンターより(バトンを受け取る準備はできています)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。現在、尾瀬沼周辺の売店は営業していない日もあります。(昼食営業は一部のみ)自動販売機もありませんので、食べ物や飲み物のご持参をおすすめします。
お出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:雨のち曇り
■気温:17.0℃(9時)19.8℃(昨日の最高気温)15.5℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
朝から雨が降り続き、静かな尾瀬沼周辺です。3連休中、尾瀬沼ビジターセンターには、のべ1,500人の皆さまがご来館されました。ニッコウキスゲが見頃を迎えて、湿原を黄色く染める光景にあちらこちらで歓声がわきあがり、賑やかな3連休となりました。
【三本カラマツ周辺】
【小淵沢田代分岐方面をのぞむ】
【木道沿いに咲くニッコウキスゲ】
ニッコウキスゲの黄色の点描が木道沿いに遠くまで続いています。まだまだニッコウキスゲはお楽しみいただけそうです。つぼみが次々とふくらんできているので、これから尾瀬を訪れる予定の皆さまは楽しみにしていてくださいね。
さて、ニッコウキスゲで賑わう尾瀬沼周辺ですが、ニッコウキスゲからのお花のバトンリレーを待ちわびている花たちを紹介します。
【コバギボウシのつぼみ】
花の大きさは4、5㎝程度で、青紫色のラッパ型の花を咲かせます。開花まであともう少し!
【オゼヌマアザミのつぼみ】
尾瀬沼周辺で開花のピークを迎えているノアザミに比べると、つぼみを取り囲む総苞が針のようで痛々しいです。葉にもトゲがあり、触ると痛いので、気をつけて観察してくださいね。
【コオニユリのつぼみ】
鮮やかな濃いオレンジ色の花を咲かせます。盛夏の広がる青空とのコントラストがとても美しいです。梅雨明けが待ち遠しいですね。
【オタカラコウ】
茎の上部の下から上へと順々に花を咲かせていきます。頭頂部でアキアカネが羽根を休ませていました。
ニッコウキスゲからのお花リレーのバトンを受け取る準備はどうやら万全のようです。ますます尾瀬沼周辺はにぎわいそうですね。
<ご注意>
◆登山道には古くなって破損した木道や階段があります。割れたり、傾いたりしていますので気をつけて歩きましょう。
◆会津沼田街道(沼山峠~七入)では倒木や橋が流されている場所がありますので、通行の際には事前に確認をお願いします。
<お知らせ>
◎三条ノ滝園地について、老朽化した展望台の改修工事が予定されています。
詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎三平下および富士見峠の公衆トイレが故障のためご利用できません、ご注意ください。
<ご案内>
◆「尾瀬からのお便り」
今年も「尾瀬からのお便り」イベントを始めました。窓口でハガキ、切手等を準備しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
◆見晴地区イベントのお知らせ「夜のスライドショー」
宿泊者向けのイベントとして夜19時からスライドショーを開催しています。参加費は無料です。◆自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」
午前9時からと昼12時30分から、毎日2回開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
◆「夜のスライドショー」
金曜、土曜及び祝前日に宿泊者向けのイベントとして夜19時からスライドショーを開催しています。参加費は無料です。
※詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問い合わせください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2024年「第三弾」はこれまで好評だったオコジョに加えて、尾瀬沼の盛夏シリーズです。(ツマグロヒョウモンチョウ、ヒツジグサ、ニッコウキスゲ、コオニユリ)
尾瀬沼ビジターセンター