- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.09.22
2023年9月22日-尾瀬沼ビジターセンターより(週末は秋晴れの下、黄金色に輝く草紅葉が見れそうです。)
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〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
〇三条ノ滝への登山道は、木道改修工事のため、8/21~10/3まで通行止めです。詳しくはこちらをご覧ください。
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■天気:曇り一時雨
■気温:15.5℃(9時)17.7℃(昨日の最高気温)14.3℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは♪
ここ数日は曇天や雨模様の天候が続き最低気温も15度を下回る様になってきました。最低気温が20度を下回る涼しい日にはフリースを着込む事もあり、今年の尾瀬シーズンが終わりに近づいていると感じるようになりました。
今週末の天気予報は、日本海に高気圧が入り秋雨前線は太平洋に南下して「晴れ」予報となっています。秋晴れと黄金色に輝く草紅葉となる事に期待が膨らみます。
尚、好天となると日中の気温は上昇し、一方、朝晩は冷え込みが激しくなります。こまめに水分補給を行い熱中症にご注意ください。また、体温調整できるウェアをご準備のうえ尾瀬にお越し下さい。
【大江湿原】
正午頃、雲の切れ間から少し陽射しが入り大江湿原の草紅葉が良い色合いとなっていました。
【レンゲツツジの紅葉】
レンゲツツジやヤマドリゼンマイの葉も紅く色づき紅葉が進んできました。
【エゾリンドウ】
湿原内では、尾瀬のお花のリレー最終ランナーのエゾリンドウが良く目立ちます。
【季節外れのサンリンソウ】
一方、季節外れのサンリンソウ(花期6月上旬~7月上旬)が大江湿原で数輪咲いていました。自然の営みの複雑さを感じます。
【今咲いているお花】
平地ではコスモスなどのお花が美しい時期ですが、尾瀬のお花はそろそろ終わりの時期を迎えます。
オクトリカブトの多くは実となっていますがお花もまだ少し残っています。
残り少ないお花にウラナミシジミが群がっていました。
【実り】
林内や湿原では秋の実りの時期を迎えています。
尾瀬沼周辺や大江湿原では、9月後半から10月前半が美しい草紅葉の見頃の時期となります。
無理のない行動計画を立てて、是非、尾瀬国立公園・尾瀬沼にお越し下さい。
<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
その他、
◆「尾瀬からのお便り」イベントを実施しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆特定のテーマに絞ったスライドショーを9月22日(金)に、19時から開催します。
◆「秋の星空観察会」10月5日(木)、8日(日)、9日(月)、10日(火)、12日(木)、13日(金)、15日(日)
◆「中秋の名月の観察会」9月29日(金)
※野外イベントは何れも「当日予約制」(見晴地区のイベントは除く)です。尾瀬沼ビジターセンター窓口にて当日お申し込みください。(事前予約は受け付けておりません。)
詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第三弾」は尾瀬沼の秋シリーズです。(三本カラマツ・会津駒ヶ岳・ヒツジグサ・燧ヶ岳)
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