- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.08.19
2023年8月19日-尾瀬沼ビジターセンターより(毛糸のアートがビジターにやって来た!)
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〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
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■天気:曇り時々雨
■気温:21.0℃(9時)26.9℃(昨日の最高気温)16.5℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
今朝の尾瀬沼地区は、人影が少なく静かな時が流れています。
こんな時は、尾瀬沼を独り占めで楽しめます。
湿原のオクトリカブトが、どんどん開花してきています。
金属色の深い紫色が、美しいですね。
機関誌「はるかな尾瀬」2023年7月号の表紙を飾った、毛糸アート作家の勅使川原佑子さんの作品が、尾瀬沼ビジターセンターにやって来ました。
8月17日まで長蔵小屋さんで展示していた作品が、8月18日から10月中旬頃まで尾瀬沼ビジターセンターレクチャールームにて見ることができます。
毛糸で描かれた作品の緻密さと、その崇高な芸術性は、いままで体験したことのない感動をもたらしてくれることでしょう。
ぜひご自身で体験されてみてはいかかでしょうか。
【勅使川原佑子さんのプロフィール】
勅使川原 佑子
Yuko Teshigawara
前橋市出身
美術系の短期大学を
卒業後ネイリストの道へ
2020年に長年携わった
ネイリストを辞め、
毛糸作家として活動中
【レクチャールームでの展示風景】
【7月の尾瀬沼】 (2022年作)
「その魅力に引き込まれ、今では夏になると山小屋で働くなど尾瀬で日常を過ごす中、日課のように足を運んでいたのが毛糸の絵になったこの場所です。ここからは燧ヶ岳に尾瀬沼、大江湿原を見渡せ尾瀬の空気や音を全身で感じる事ができます。水面はもちろん、木々や水草までもがキラキラと輝く美しい光景を前に、それを毛糸で表現したくなるのはとても自然な事でした。ただ、実際に制作に取り掛かってみると自然の完璧さに圧倒されます。人工的なものとは違い自然界は無数の色で溢れています。そんな微妙な色の違いを糸で表現するのは本当に根気がいる作業で、植物を一本一本植えるように制作していたら完成までに半年もかかっていました。途中で心が折れそうになりましたが、なんとか完成させることができたのも底知れぬ魅力が『尾瀬』にあるからではないでしょうか。 毛糸アート作家 勅使川原佑子」 はるかな尾瀬2023年7月号より抜粋
【8月の尾瀬ヶ原~至仏山を望む~】 (2018年作)
【山火事の様な夕焼け】
ここの所、お昼過ぎ頃からは、入道雲がもくもくと湧き出て来て、雷が鳴り響き夕立が来ます。
夕立が引くと空が真っ赤に焼けました。
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。
【お便りを出してみませんか?】
ただいま、尾瀬沼ビジターセンターでは「尾瀬からのお便り」イベントを実施しております。美しい尾瀬の思い出を綴ったり、普段お世話になっている方、気になるあの人へ、檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
その他に、
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆特定のテーマに絞ったスライドショーを月に1回、19時から開催します。
8月25日(金)、9月22日(金)
◆「星空観察会(見晴)」9月15日(金)
◆「ナイトハイク」 9月8日(金)
※野外イベントは何れも「当日予約制」(見晴地区のイベントは除く)です。尾瀬沼ビジターセンター窓口にて当日お申し込みください。(事前予約は受け付けておりません。)
詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬沼の盛夏シリーズです。(オコジョ・オヤマリンドウ・アサギマダラ・沼尻)
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