- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.07.08
2023年7月8日-尾瀬沼ビジターセンターより(夏山シーズンの到来!)
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〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
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■天気:曇り
■気温:18.2℃(9時)26.8℃(昨日の最高気温)13.0℃(今日の最低気温)
こんにちは。
ここ数日、晴天に恵まれていましたが、今日は燧ヶ岳を雲が覆っています。風が強く、木々を大きく揺らしています。今にも雨が降りそうな天候ですが、週末のため、多くのハイカーの方が大江湿原や尾瀬沼周辺を訪れています。
【大江湿原のニッコウキスゲ】
大江湿原では少しづつ、ニッコウキスゲの花をみかけるようになってきました。新緑の湿原に目を凝らしてみると、ニッコウキスゲの小さな蕾を見つけることができます。この小さな蕾が大きく膨らみ、黄色い元気な姿で大江湿原を賑わせてくれるかと思うと楽しみです。
さて、燧ヶ岳は7月2日に夏山開きを迎え、待ちに待った夏山シーズンが到来しました。7月6日、御池~広沢田代~熊沢田代~爼嵓~長英新道を巡回しましたのでここで紹介します。詳しい登山道の状況につきましては、2023年7月6日ー燧ヶ岳の様子をご覧ください。
【広沢田代】
ワタスゲの白い綿毛と青空のコントラストがとても牧歌的で、心が穏やかになります。
【熊沢田代】
天候に恵まれたおかげで、燧ヶ岳山頂、会津駒ケ岳、日光白根山、平ヶ岳といった日本百名山の眺望を堪能することができました。
【7合目付近サンカヨウ】
沢沿いにサンカヨウの花を見つけました。まだ蕾のものもありましたので、あともう少し白い可憐な花を楽しめそうです。
【ミノブチ岳山頂から望む尾瀬沼】
爼嵓から長英新道を下った途中に、ミノブチ岳山頂があります。標識は無く、岩に赤ペンキで「ミノブチ岳」と書かれているだけですが、燧ヶ岳の5つある山頂の1つで、標高は2,201mあります。尾瀬沼が一望できる絶好の撮影スポットです。周囲を見渡すと、爼嵓、御池岳、赤ナグレ岳の岩稜が迫ります。
燧ヶ岳は、素晴らしい眺望、静かな樹林帯歩き、湿原を彩る花々などを楽しめるバリエーション豊かなコースです。日に日に気温が高くなっているため、体調を整え、熱中症や紫外線対策を行い、登山に臨んでください。
<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
その他に、
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆今月9日(日)、10日(月)には「夏の星空観察会」を開催します。
◆7月20日(木)に「早朝野鳥観察会」を開催します。
1回目 午前4:30~6:00(随時)、2回目 午前6:30~9:00(随時)
詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。
尾瀬沼ビジターセンター