- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.06.03
2023年6月3日-山の鼻ビジターセンターより( 山ノ鼻周辺の花の様子)
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〇尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2023(令和5)年尾瀬シーズンについての確認をお願い致します。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
【ご注意ください】
※5月7日~6月30日まで、植生保護のため至仏山登山道は閉鎖となっております。
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■天気:曇りのち晴れ
■気温:計測不能 -℃(最高気温)-℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
今日は、山ノ鼻周辺で見られる花をご紹介します。
【ニリンソウとサンリンソウ】
ニリンソウ(左)は、葉に葉柄(くきのようなもの)がなく茎から直接出ていますが、サンリンソウ(右)は葉柄があります。両方とも2~3個の花を付けるそうです。山の川上川橋を尾瀬ヶ原に向かって渡ったところに群生していますが、木道の左側はニリンソウ、右側はサンリンソウです。
【ルイヨウボタン(類葉牡丹)】
草丈30~70cmくらいで、主に林内で見られます。直径1cmくらいの黄緑色の花をつけます。
葉がボタンに似ているのでこの名がつきました。
【オオバタチツボスミレ(大葉立坪菫)】
タチツボスミレより大きいスミレです。湿原の木道の脇などで見られます。写真では青く見えますが、実際には紫がかっています。花弁に紫色のすじがあります。
【山ノ鼻地区の通信回線について】
山ノ鼻周辺では、auとdocomoの4Gがつながります。
ビジターセンターには、衛星回線を使用した公衆電話があります。
尾瀬は山間地ですので、天気の急変や雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を必ず持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。
ツキノワグマに御注意ください。
尾瀬内でのツキノワグマ目撃情報が多数寄せられています。
遅い時間に山小屋に到着される方、下山される方がクマに遭遇する事例が多いです。
早朝・夕方はクマの活動時間であるため、遭遇する危険性が高くなります。
もともと尾瀬はツキノワグマの生息地です。
尾瀬を散策する時には、クマの生息地を訪れるということを忘れず、安全に尾瀬を楽しんでいただくため、クマに遭遇しないための次の行動を心がけてください。
・行動時はクマ鈴など音が出る物を身につけて人間の存在をアピールする。
・食べ物を木道などに落としたり捨てたり放置したりしない。
・早朝や夕方はクマの活動時間であるため特に注意する。
・クマを見かけても騒がず、静かに速やかに立ち去る。
・クマを見かけても写真などを撮って刺激しない。
・子グマの近くには親グマが必ずいるので特に注意する。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年第一弾(水芭蕉・至仏山・燧ヶ岳)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津