- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.05.15
2023年5月15日-尾瀬沼ビジターセンターより(春の気配)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2023(令和5)年尾瀬シーズンについての確認をお願い致します。
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■天気:雨
■気温:7.8℃(9時)15.8℃(昨日の最高気温)5.5℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は一日中雨が降り、底冷えがします。尾瀬沼周辺、燧ヶ岳は白い靄に包まれています。
尾瀬沼周辺では、ミズバショウが次々にかわいらしい姿をのぞかせていますのでお伝えします。
【釜ッ堀湿原のミズバショウ】
芽吹きはじめた尾瀬沼周辺のなかでも、釜ッ堀湿原のミズバショウは、白い可憐な姿が際立っていました。尾瀬沼ビジターセンターのブログでは、こまめにミズバショウの開花状況を更新していきますので、ブログを確認していただき、散策の参考にしてください。
まだまだ寒さが居座る尾瀬沼周辺ですが、春の気配を感じられるトピックスを紹介します。
【大江湿原のワタスゲの花】
こちらの黄緑色の花はワタスゲの花です。これから白いほわほわした綿毛の果穂になっていきます。
【尾瀬沼ビジターセンター周囲のフキノトウ】
標高の高い尾瀬沼ビジターセンター周辺でも、フキノトウが多く姿を見せるようになりました。中央奥の建物が尾瀬沼ビジターセンターです。
さて、5月12日、大江湿原~沼尻~小沼湿原間を散策してきましたので、周辺の様子をお伝えします。
【沼尻(5月12日撮影)】
沼尻には雪はほとんどありませんでしたが、小沼湿原方面へすすむと登山道は雪に覆われていました。
【小沼湿原(5月12日撮影)】
小沼湿原の木道には雪が残っていませんでしたが、湿原の植物の芽吹きを確認することはできませんでした。
【樹木の新芽をついばむヒガラ(5月12日撮影、尾瀬沼北岸にて)】
ヒガラ、ウグイスがさえずり、森の中はとてもにぎやかでした。
尾瀬沼北岸は、登山道の一部に残雪がありました。ピンクテープを目印にして進み、道迷いに注意してください。また、踏み抜きの危険性が高い場所がありますので、足元に気をつけてご通行ください。
尾瀬沼南岸は、木道が残雪に覆われ、登山道が分かりづらくなっていました。尾瀬沼に迫る急峻な残雪の山の斜面を通過する箇所もあるため、滑り止めの準備など十分な装備が必要となります。
雨が降ると一段と冷え込みますので、防寒対策をされてお越しください。
尾瀬沼ビジターセンター