- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.09.07
2022年9月7日ー山の鼻ビジターセンターより(山ノ鼻周辺で見られる実)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参照ください。
一ノ瀬公衆トイレが使用できなくなっています。
(詳しくはこちらのページをご参照ください。)
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■ 天気:曇り時々雨
■ 気温:28.0℃(最高気温) 17.7℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
尾瀬の花の季節もあと僅かとなって参りました。
花期が終わり、実の成っている植物が増えてきました。
今日は山ノ鼻周辺で観察できる「実」を紹介していきます。
【ルイヨウボタンの実】
山の川上川橋を渡ったあとの木道脇で観察することができます。
例年だと藍色の綺麗な実を付けますが、今年は綺麗に色付く前に地面に落ちている実が多い印象です。
【ヒロハツリバナの実】
公衆トイレ前で観察することができます。
赤く色付き、種が飛び出して落ちた実が多くなってきました。
【マユミの実】
ヒロハツリバナに似た実ですが、こちらは少し小さめでピンク色に近い実の色をしています。
マユミの実も公衆トイレ前で観察できます。
【クルマバツクバネソウの実】
羽根突きの羽子に似た実をつけています。
【ニッコウキスゲ】
中を覗くと黒い種が沢山入っているのを観察することができます。
最後にミズナラの葉をよく見るとイクラの様な球体を観察することができます。
こちらは「実」では無く「虫こぶ」です。
「ナラハヒラタマルタマフシ」と言って、タマバチの一種の「ナラハヒラタマルタマバチ」が作った虫こぶです。
中には幼虫が入っていて、暫くすると落下するそうです。
よく観察すると、こういった虫こぶを色々な植物で見付ける事ができますので、是非探してみてください。
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<お知らせ>
※植物研究見本園は、2022年9月5日より閉鎖を全面解除いたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
200円以上のご寄付を頂いた方に缶バッチを差し上げています。
2022年第四弾 12種の「尾瀬のいきもの」シリーズ
【配布期間:無くなり次第終了】
尾瀬山の鼻ビジターセンター 坂上