- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2022.08.18
2022年8月18日-尾瀬沼ビジターセンターより(仙境尾瀬沼花の原)
===================================================================
尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。
===================================================================
■天気:雨
■気温:16.5℃(9時)18.4℃(昨日の最高気温)15.5℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!!
昨日の午後より尾瀬沼地域も雨が降り始め、今朝も風を伴った強い雨となっています。
昨日は気温も10℃台までしか上昇せず本格的な、秋の訪れが近いのではと感じます。
【今朝の三本カラマツ付近から望む尾瀬沼方面】
霞んでいて、大江湿原は人影もまばらです。
今日は3つのテーマについて紹介いたします。
最初は上毛カルタに読まれる尾瀬です。
【上毛カルタ】
群馬県に縁のある皆様なら、記憶の片隅に眠っている群馬県の文化ですね。
尾瀬は「仙境尾瀬沼花の原」と読まれています。仙境とは「仙人が住むと言うところ」「俗界を離れた静かで清浄な土地」ということのようです。
【花の原の現在のお花】
大江湿原を歩いていると、沢山のお花を目にいたしますが、季節の代表的なものとして、ミズギク(左)とサワギキョウを紹介いたします。
第2のテーマは私達管理員についてです。
5月11日に入山し、今日で丁度100日が経過しました。これまで病気、怪我、事故なく過ごせたのも尾瀬の偉大な力かな。と感じています。
残る70数日も元気で頑張りたいと願っています。皆様も是非、尾瀬沼ビジターセンターを訪ねてみてくださいね。
【入山時の尾瀬沼畔より眺めた燧ヶ岳】
残雪に覆われていました。そして今は秋が近づいています。
【管理員が生活する旧ビジターセンター】
管理員8名で共同生活をしています。
第3のテーマは昨晩ビジターセンターで開催された「福島県尾瀬保護調査会」の特別講演の様子です。
昨晩は『空を飛ぶ哺乳類』と言うテーマで岩崎雄輔先生(福島県尾瀬保護調査会委員・一般社団法人 湯本森・里研究所理事)からコウモリを中心とした講演を行っていただきました。
空飛ぶ哺乳類、モモンガやムササビなどについても興味深いお話を伺いました。講演最後には調査研究用に捕獲(捕獲許可済)したコウモリを自然に帰す様子も感動的でした。
講演会の様子。終盤のビジターセンターテラスでの捕獲用トラップの紹介とコウモリを自然に返す様子。
★★今月の尾瀬沼ビジターセンターで開催しているイベントのご案内★★
★1「おぜぬまビンゴ」
尾瀬沼特製ビンゴ用紙をお渡ししますので、ビンゴを達成してください。
ビンゴされた方には、ビンゴ限定缶バッジを差し上げております。
参加費:無料
実施日:8月12日~31日まで
【ビンゴ限定缶バッジ】
★2「~尾瀬からの便り~暑中見舞い申し上げます」
美しい尾瀬の思い出を綴ったり、普段お世話になっている方、気になるあの人へ、尾瀬から暑中見舞い、残暑見舞いを出してみてはいかがでしょうか(檜枝岐郵便局さんで、尾瀬の風景印を押してもらいます。)
参加費:100円(材料費として)
実施日:~8月31日まで
【暑中見舞いイベントの様子】
★3「夏の星空観察会」
参加費:無料
実施日:8月20日(土)~24日(水)、8月28日(日)~30日(火)
こちらは、夜のイベントになりますので、尾瀬沼地区に宿泊の方が対象となります。
上記日程以外に、9月にも星空観察会を計画しております。
【尾瀬沼の星空(7月撮影)】
不安定な天候が続いています。午前中は晴れていても、午後に夕立がくることが多くなっています。
雨具等を忘れずにご持参くださいませ。そして、早めの行動を心がけましょう。
*木道や施設を歩く際は、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター