- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2022.08.09
2022年8月9日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼で白虹を見たい!)
===================================================================
尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。
===================================================================
■天気:晴れ
■気温:20.6℃(9時)27.5℃(昨日の最高気温)16.3℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今朝の尾瀬沼地区は風もなく穏やかですが、お昼に近づくにしたがって黒い雲が立ち込めてきました。
昨日はお昼ぐらいから雷が鳴り出して激しい雨が降りました。
早朝からの早め早めの行動をお勧めします。
さて今日は白虹について触れたいと思います。
時折、来館者の方から「白虹は見られるのですか。」「いつ出るんですか。」「どこに行けば見られるのですか。」と尋ねられます。
そんな時は、「早朝に晴れていて朝霧が出ていれば見られます。」とお答えしています。
自分の立っている場所から太陽を背にして斜め上の方向に見られます。
尾瀬ヶ原は、早朝に朝霧が出やすく日が昇っても朝霧が残っているので白い虹ができやすいと言われています。
昨年7月17日に至仏山を登るために早朝5:30頃、尾瀬ヶ原を歩いていたら目の前に白虹が現れました。
この日は、夜明け前に見晴の山小屋を出発しました。朝霧が濃く中田代を過ぎる頃には太陽が昇ってきました。
太陽の光が湿原に差し込んだ瞬間、白虹が現れました。
白虹は5:30から10分位に渡って見ることができました。
さて尾瀬沼地区では、白い虹を見つけることが中々難しい様です。
早朝、尾瀬沼の湖面と大江湿原には幻想的に朝霧が漂いますが、日が差し始めると早々に消えてしまいます。
ところが昨年9月12日6:30頃に旧ビジターセンターの2階で皆で朝食をとっていたら窓の外に白虹が現れました。
食事もそこそこに済ませて皆で大江湿原に飛び出して行きました。
この白虹は、なんと20分位に渡って見ることができました。
幸せを呼ぶと言われている白虹。
今年も皆で見られたらいいなと思います。
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして、毎日変わっていく風景や風を感じて見てはいかがでしょうか。
最後に、尾瀬沼ビジターセンターでは楽しい夏のイベントを沢山ご用意しています。
ぜひ足を運んで、豊かな自然の中で息抜きしてみてはいかがでしょうか。
★★今月の尾瀬沼ビジターセンターで開催しているイベントのご案内★★
★~8/31まで
夏の期間限定イベント「~尾瀬からの便り~暑中見舞い申し上げます」
美しい尾瀬の思い出を綴ったり、普段お世話になっている方、気になるあの人へ尾瀬から一筆書いてみてはいかがでしょうか。(檜枝岐郵便局さんで、尾瀬の風景印を押してもらいます。)
★8/20(土)~24(水)、28(日)、29(月)、30(火)
「尾瀬沼ビジターセンターで行う 2022年夏の星空観察会」
尾瀬沼地区にご宿泊のお方は是非ご参加ください。
それでは明日のブログもお楽しみください。
*木道や施設を歩く際は、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター