- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.10.27
2021年10月27日-尾瀬沼ビジターセンターより(青空が戻った)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:晴れのち曇
■気温:4.8℃(9時)8.1℃(昨日の最高気温)-0.5℃(今日の最低気温)
尾瀬沼は雪や曇りが続いていましたが、今日は青空の朝を迎えました。
【5時半の燧ヶ岳】
晴れた日の朝は気温が下がり、今朝も氷点下になりました。寒い朝は苦手ですが、沼には霧が広がって湿原には霜が降り不思議な景色を作ってくれます。
そして、木道を歩くと、残っていた花がらについた霜が作り出す造形に目を奪われます。
黒一色だったコバイケイソウも霜がつくとちょっと魅力的です。
オオバセンキュウは線香花火のように見えます。
実や葉の周囲に白い縁取りができるだけで全く違う表情を見せてくれるので、冷え込む朝でも外を歩いてみたいと思わせてくれます。
歩いていると、燧ヶ岳とナナカマドの組み合わせが撮影できる場所を発見。
モノトーンの景色となってしまうこの時期、青空と赤い実の鮮やかな色彩は目を楽しませてくれます。一日ごとに全く違う景色を見せてくれる尾瀬。この景色や花を見に、来シーズンもぜひ尾瀬国立公園においでください。
*尾瀬沼地域では山小屋(売店・食堂を含めて)は全て営業を終了しました。尾瀬沼にお出での際は、昼食や飲料は持参となりますのでご注意ください。また、11月に入ると道路閉鎖をする箇所もありますので、お出での際は情報を集めてから判断をお願いします。
*尾瀬沼地域への入山口では、群馬県側の大清水~一ノ瀬間の低公害車、福島県側の御池~沼山峠間のシャトルバスは既に営業を終了しています。
*尾瀬沼ビジターセンターは、10月31日まで開館しています。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター