- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.10.22
2021年10月22日—山の鼻ビジターセンターより(初冬の朝)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
2021年(令和3年)シーズンの各施設の営業終了・閉鎖予定について随時更新しておりますのでこちらのページでご確認ください。
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■ 天気:晴れのち曇り
■ 気温:12.8℃(最高気温) -1.0℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今朝の尾瀬ヶ原は氷点下の冷え込み。
昨日降った雪の融けた木道が、再び凍りついています。
こんなときは、木道滑り転倒の警戒度4。
私も何度も転びそうになりました。
カメラを操作しながらとか、
ポケットのおかしを取り出そうとしながらなど
ながら歩きは厳禁です。
歩くことに集中して、ゆっくり小股で歩かないと転倒してしまいます。
朝日を浴びると、霜の降りた木道がキラキラ輝きます。
でも、油断禁物。
カメラに夢中になると、すぐにツルりです。
寒いからこその、きれいなものも見られました。
大気の流れが見えるようです。
新雪を載せた至仏山が輝いて見えます。
生き物の姿は少ないですが、
1羽の真っ白い大きな鳥を見つけました。
体の大きさや、くちばしの色、この時期に尾瀬にいることなどから、
ダイサギのようです。
長い首をS字状に折り曲げています。
この長い首は、毛づくろいをしたり、えさを捕るときは便利そうですが、
飛ぶときは長すぎてバランスが悪いので、
ツルのように首を伸ばさず、
首をS字状に曲げて飛ぶのだそうです。
今日は雪景色を見に来たハイカーの方もいらっしゃいましたが、
霜の降りた尾瀬ヶ原は、しっかりとした登山靴を履いていても、
とても滑りやすいので、十分に注意してください。
天候の急変で、急に寒くなることにもお気をつけください。
担当:新井