- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.10.11
2021年10月11日-尾瀬沼ビジターセンターより(小淵沢田代の秋)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:晴れ
■気温:13.7℃(9時)16.3℃(昨日の最高気温)8.7℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今朝は清々しい秋晴れの朝を迎えました。
尾瀬沼の波も穏やかで、燧ヶ岳麓の紅葉が水面に映ってとてもきれいでした。
さて、昨日は小淵沢田代へ巡回してきましたので、小淵沢田代の紅葉の様子をお伝えします。
今回は大江湿原の小淵沢田代分岐から入りました。
はじめは薄暗いオオシラビソなどの針葉樹林帯の中を進みますが、
少しずつ樹林帯に光が差し込んでくると、紅葉した木々が見られるようになります。
ダケカンバはもう葉を落とし始めていました。
小淵沢田代に着くと、太陽の日を浴びて輝く見事な草紅葉が迎えてくれました。
少し風が強かったので、波のようにうねっているのも素敵でした。
ここには池塘があります。
水はきれいに澄んでいて底の方まで見えます。
湿原の奥の方まで行ってみると、赤い色が見えました。
紅葉したカエデです。もう散り始めていました。
カエデの他に、たくさん実を付けたナナカマドがありました。
赤い実がとても目立って木全体が赤く見えました。
【振り返って見た小淵沢田代】
振り返って湿原を眺めると、草紅葉と木々の紅葉が調和して、
とても心地よい景色です。
そして訪れる人が少ないので、静かに景色を味わうことができます。
今、大江湿原は草紅葉のピークを迎え、周囲の木々の紅葉と併せてとても美しいです。
でも、大江湿原から1時間弱くらいでいける小淵沢田代も今が見頃です。
静かに秋を味わいたい方は、ぜひ大江湿原から小淵沢田代を訪れてみてはいかがですか。
ただし、朝夕の冷え込みもありますので、防寒対策はしっかりしてください。
今シーズンも残りわずかとなってきました。
*各施設の営業終了・閉鎖予定についてはこちらをご確認ください。
なお、体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えて下さい。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター