- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.07.16
2021年7月16日—山の鼻ビジターセンターより(梅雨明け間近、活発な生き物たち)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■ 天気:曇りのち晴れ
■ 気温: - ℃(最高気温) - ℃(最低気温)
※ 気象計測機器点検整備の為未計測
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今日の尾瀬ヶ原は、いよいよ梅雨明けか!と思わせるお天気。
青空が広がり、まぶしい日差しが降り注ぎます。
そんな中、尾瀬ヶ原の生き物たちの動きが、活発になってきました。
先日、池塘のわきで脱皮するヤゴを見つけました。
まるで精巧な作りの鎧(よろい)のようです。
そして急激に、色々なトンボが飛び交うようになりました。
早い時期から良く見られたのは、シオヤトンボ。
腹部を見て、青い部分が多いのがルリイトトンボ、黒い部分が多いのがオゼイトトンボ。(オゼイトトンボとそっくりのエゾイトトンボもいるそうです。)
体長2cmで、10円玉の内側に入ってしまうというハッチョウトンボ。
赤トンボ(アキアカネ)も今はあまり赤くなく、秋に成熟して平地に降りるころ、真っ赤になるのだそうです。
たくさん咲くようになったヒツジグサの中にも、小さな虫があつまっていました。
そしてラストは、
大きなカラスアゲハが撮れました。!(^^)!
尾瀬ヶ原では、梅雨が明けると、強い日差しを浴びて熱中症の危険が高まります。しっかりと水分補給をしたり、無理せず休息をとったりして、熱中症対策を行ってください。
担当:新井