- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2020.09.21
2020年9月21日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の紅葉の様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
鳩待峠から山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が多くなっています。
夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
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■ 天気:曇り時々雨
■ 気温:16.4℃(最高気温) 9.3℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
4連休が始まると同時に、急激に気温が下がってきている尾瀬ヶ原です。
最低気温は10℃を下回るようになってきましたので、防寒着の準備をしっかりしてお越しください。
今日は尾瀬ヶ原を巡回して来ました。昨日の時点では晴れの予報だったのですが、巡回中には雨に降られてしまいました。
尾瀬などの山岳地では天気予報通りにならない時もありますので、レインウェアを常備されるようお願いいたします。
今日は尾瀬ヶ原の紅葉の様子をお伝えしたいと思います。
まずは毎日お届けしている上田代の、山ノ鼻から尾瀬ヶ原に入って最初のベンチ付近(以降「第一ベンチ」といいます)の様子です。
「第一ベンチの池塘」
ヒツジグサの葉が大分色づいてきています。
「第一ベンチからの至仏山」
実となりオレンジ色となったキンコウカが湿原の彩りの一役を担っています。
「牛首分岐付近の草紅葉」
この辺は見事に色付いており見頃と思われます。
「下田代の草紅葉とヤマドリゼンマイの色付き」
下田代も草紅葉は色付いておりましたが、ここでのヤマドリゼンマイはまだかなと言う印象。
「色付くヤマドリゼンマイ」
ヤマドリゼンマイの紅葉は葉の先が赤くなっていたり、茶色だったり、黒くなっていたり、まだまだ黄色だったりと、場所によってまばらとなっています。
色付きの良いヤマドリゼンマイを探して良い写真を撮られると面白いかなと思います。
尾瀬ヶ原周辺の木々はまだまだ緑色ですが、徐々に色を変え始めてきた木もあります。
これからの尾瀬の紅葉シーズンをお楽しみください。
担当:坂上