- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2020.08.19
2020年8月19日-尾瀬沼ビジターセンターより(檜枝岐の夕べ)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:晴れ
■気温:19.3℃(9時)25.3℃(昨日の最高気温)12.1℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今朝は今シーズンで一番というほど素晴らしい天気です。放射冷却で朝も少し冷え込んだようです。
夕焼けが綺麗なときは次の日の朝天気が良いことが多いですね。
ちなみに尾瀨の福島県側の入り口である檜枝岐村でも、尾瀬沼でも美しい星空が見られました。
さて、そんな昨夜は年に数回の檜枝岐村の歌舞伎を観劇しに行ってきました。
檜枝岐歌舞伎とは、神さまに捧げる奉納歌舞伎のことです。江戸で歌舞伎を観劇した農民が、見よう見まねで村に伝えたのが始まりで、それ以来村人の間で代々受けつがれて270年以上も続いています。
【のぼり旗】
鎮守神社の境内や近くの道路脇の歌舞伎のたったのぼり旗が、ムードを高めます。
【檜枝岐の舞台】
鎮守神社の境内にあるこの「檜枝岐の舞台」は国指定重要有形民俗文化財で、上演がない日でも舞台だけを見て雰囲気を感じることができます。観客は舞台を取り囲んだ石段に座り、屋外で歌舞伎を観劇します。
【鎌倉三代記 三浦別れの段】
千葉之家花駒座の役者さんたちの演技が光ります。「檜枝岐歌舞伎」自体も福島県の重要無形民俗文化財に指定されています。
今回は新型コロナウィルス感染拡大防止対策がされての上演でした。当日の檜枝岐村内宿泊者に限定し、入場時に検温・手指の消毒、マスク着用、密にならないように間隔を空けての観劇となりました。次回の9/5(土)の公演も宿泊者限定での公演になります。興味のある方は尾瀨檜枝岐温泉観光協会のHPをご参照下さい。
担当:大澤