- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2020.07.06
2020年7月6日-尾瀬沼ビジターセンターより(ニッコウキスゲの様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:雨時々曇り
■気温:16.9℃(9時)19.8℃(昨日の最高気温)15.1℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
7月1日に開館して、昨日は初めての日曜を迎え、100人以上の方に来館いただきました。
また開館以来、電話でのお問い合わせも増えました。
色々なご質問をいただきますが、よく聞かれるのが、ニッコウキスゲに関するものです。
やはり皆さん、この時期になるとニッコウキスゲの咲き具合だったり、見頃がいつ来るのかが気になるようです。
ニッコウキスゲはもう咲き始めていて、昨日の夕方に見える範囲でざっと数えたところ200輪以上が咲いていました。
ただ大江湿原は広いので、200輪でもまだ見頃とは言いがたいです。大江湿原ではまだワタスゲの見頃が続いています。梅雨の晴れ間で乾いたワタスゲのほわほわした姿に、とても癒やされます。ニッコウキスゲを楽しみに来た方もワタスゲをみて満足そうに下山されていました。
例年、大江湿原の「尾瀬」と書いてある看板の周りはたくさんニッコウキスゲが咲くのですが、このあたりはだいぶ花が増えてきました。
花も入山者の方も増えてきて、尾瀬にも活気が戻り始めましたが、その反面、木道上ではこんなニッコウキスゲの姿も見かけてしまいます。
木道に覆い被さるように植物が伸びている場合、気をつけないと簡単に折れてしまいます。
木道を歩く際に気をつけましょう。
大江湿原のニッコウキスゲは例年7月20日前後にピークを迎えていますが、今年はもう少し早そうな気がしています。今度もブログでニッコウキスゲの様子をお伝えしますのでご参考になさってください。
担当:大澤