- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2020.07.03
2020年7月3日-尾瀬沼ビジターセンターより(見晴・燧裏林道の様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:晴れのち曇り
■気温:17.6℃(9時)19.5℃(昨日の最高気温)14.8℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
昨日は沼尻から見晴、赤田代から燧裏林道の段吉新道を
歩いて御池までの長距離の巡回を行ってきました。
スタート地点である沼尻から見晴までの区間では
様々な見所があり、その一部を紹介します。
沼尻から見晴に向かう途中には「白砂湿原」
という大きな池塘がある静かな湿原があります。
水面に映る木々が鏡のようでとても綺麗です。
時にはアカハライモリやトンボの仲間が見られます。
険しい白砂峠を乗り越えてしばらく、
林内の登山道を行くと美しいブナの森が見えます。
鳥たちの囀りや木々の緑を楽しみながら、
ゆっくり歩くのがオススメです。
赤田代に出ると、曇っていましたが至仏山とワタスゲやサギスゲの
群落が見えました。ふわふわしていてとても愛らしいですね。
後半は燧裏林道の長くて少しアップダウンのある林内を歩き、
ようやく大きな湿原「上田代」に出ました。
こちらも美しいワタスゲの群落が見られました。
最後に御池へ向かう途中にニホンジカの侵入防止柵ネットがありました。
カーテン式になっており、出入りする際は気をつけて開け閉めをしましょう。
尾瀬では7月1日より多くの施設が利用可能となりましたが、まだ利用できない施設もあります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためにも体調に不安のある方や、
自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山はお控えください。
担当:川上