御池~会津駒ケ岳

ルート解説

 御池ロッジ前の国道352号を新潟方面に10分程行くと、右手に登山口があります。

 大杉岳までの約1時間半、全般的に登山道は整備されていますが、ぬかるみが多く木道も滑りやすいため、スパッツやストックを準備した方が良いでしょう。

 大杉岳は四方を木々で囲まれ展望はありませんが、行き交う人が少ない分、鳥の声が賑やかです。

 ここから登山道は尾根づたいとなり、七入からの合流点の電発避難小屋(一般使用不可)を過ぎる頃には眺望も開け、背後には燧ヶ岳、右手には田代山や帝釈山、左手には平ヶ岳、そして前方には会津駒ヶ岳が長い稜線の奥に聳えています。

 大津岐峠を越えて進むと小湿原が点在してきますが、駒ノ小屋が近づくにつれ尾根が細くなってきますので、慎重な歩行が必要です。

 御池~駒ノ小屋までは約6時間と長い行程で登山者も少ないので、前もって準備をしっかりとし、余裕をもった計画をたてて行動してください。なお、駒ノ小屋は予約制なので、事前の予約と食事や水の用意を忘れずに。

■山頂へ続く登山道から見た駒ノ小屋と駒ノ大池