桧枝岐村滝沢登山口~会津駒ケ岳~中門岳
- ルート名称 : 桧枝岐村滝沢登山口~会津駒ケ岳~中門岳
- 難易度 : 3
ルート解説
檜枝岐村の下手にある滝沢登山口バス停から約2km、徒歩30分程で木製階段のある登山口に到着します。
ここには駐車場があり、20台程度の駐車ができます。(トイレ、水場がないのでバス停付近の公衆トイレで済ませましょう)
階段を登り始め、見通しのない樹林帯の急斜面を登って行くと、約1時間半でベンチの置かれてある小広い場所にでます。
水場3分と書かれた標識があり、急斜面を下ると岩の間から清水が湧き出しています。
これから先に水場がないので、水の補給はしっかりしておきましょう。
ここから少しずつ針葉樹林が増え、樹々の間から目指す会津駒ヶ岳や、後方には燧ヶ岳が見え始めます。
やがて、ササ原が目立つようになり、周囲の樹々の背が低くなると、登山道は展望の良い傾斜湿原の中に抜け出ます。
さらに登っていくと次第に傾斜はなだらかになり、駒ノ大池が現れます。
左手には駒ノ小屋があり、休憩や宿泊もできます。駒ノ小屋の奥には公衆トイレも設置されています。
■鏡のように空を映す駒ノ大池(檜枝岐村提供)
一息ついてから、なだらかな稜線に広がる湿原を見渡しながら進み、樹林帯に入ってすぐの分岐を右に登るとササに囲まれた標高2,133mの会津駒ヶ岳山頂に到着します。登山口から約3時間半の行程です。
■ササに囲まれた会津駒ヶ岳山頂
山頂から中門岳まではなだらかな稜線をゆっくり下る約1時間のコースです。
中門大池を見ながら進むと中門岳山頂で、静かな湿原をめぐる会津駒ヶ岳登山の最終地点です。
四季折々の湿原の植物や点在する池塘、周囲の山々の雄大な景観を楽しめますから、時間に余裕のある方はぜひ足を伸ばしてみてください。
■中門岳へと続くなだらかな稜線