(長沢新道)富士見峠~竜宮十字路

ルート解説

 長沢新道と呼ばれるこのコースは、一部急傾斜となる樹林帯の登山道です。途中階段が続くところもありますので、ゆっくり慎重に歩きましょう。

 冨士見小屋から10分ほどアヤメ平方面に向かった所にある、富士見田代がコース入り口です。

 森に囲まれたこの小湿原には、湿原の半分ほどが池塘という印象的な場所です。

■富士見田代と燧ヶ岳

 ここから竜宮十字路へ向かって、ダケカンバの多い樹林帯をひたすら下ります。

 急峻な木製階段の途中では、木々の合間から尾瀬ヶ原が見えるので、自分がどのくらいまで尾瀬ヶ原に近づいたか、おおよその見当が付くでしょう。

 長い下りに疲れてきた頃、右側に長沢の流れが見えてきます。

 この辺りから傾斜は緩くなり、ブナの大木が立ち並ぶ森を抜け、長沢橋を渡れば尾瀬ヶ原はもうすぐ。湿原を少し歩くと竜宮十字路となります。

■岩がゴツゴツした急峻な道が続く