鳩待峠~富士見峠

ルート解説

 鳩待峠から横田代、アヤメ平を通って富士見峠へと向かうこのコースは、かつては非常に人気の高いコースでした。

 鳩待峠からは、標高差370mをゆっくり登る、変化に富んだパノラマコースです。

 横田代やアヤメ平の湿原は尾瀬ヶ原よりも標高が高い場所に位置しており、尾瀬ヶ原で見頃を過ぎた花でも、この湿原では見頃を迎えています。

 また天気の良い日には名前の由来となった富士山をはじめ、周囲の山々が一望できます。

 コースの大部分で木道が敷かれ歩きやすいのですが、樹林内の古い木道は滑りやすいので、下る際には十分注意してください。

 鳩待峠から歩き出しはやや急な登りですが、その後は広くゆるやかな尾根道となり、ダケカンバやオオシラビソの樹林がつづきます。所々に鳩待峠からの距離が表示された標識が設置されているので、参考にしながら歩きましょう。

■横田代から見た至仏山

 突然、森が途切れたらそこが横田代です。なだらかに傾斜した湿原は尾瀬ヶ原とは違った雰囲気で、天気が良ければ背後に至仏山のどっしりとした山容が望めます。

 中原山という小さなピークを越えるとアヤメ平です。

 一段と空が近く感じられ、取り囲むものの無いアヤメ平は「天上の楽園」とまで呼ばれています。

 アヤメ平を十分に楽しんだら。片品側の展望の良い尾根をわずかに歩くと富士見峠に到着します。

■アヤメ平から見た燧ヶ岳