(段吉新道)赤田代分岐~兎田代(上分岐)

ルート解説

 兎田代(上分岐)から燧ヶ岳西麓を通り、赤田代へと至るこのコースは段吉新道と呼ばれています。

 古くは檜枝岐村から尾瀬ヶ原に至るためには、平滑ノ滝や三条ノ滝に沿った急峻な岩場を行き来する必要があり、初代の温泉小屋主である星段吉氏が滝を迂回し、起伏の少ない新道を拓いたため段吉新道と呼ばれています。

 このため比較的上り下りが少なく、ハシゴやクサリ場のある滝コースを迂回できるなど、足に自信の無い方におすすめです。

■アップダウンの少ないブナ林の中をゆく

 コースは美しいブナ林に囲まれ、足元にはツバメオモトが咲き誇り、特に新緑の頃が印象的です。

■ツバメオモトの実