尾瀬保護は境界を超えて(尾瀬の自然を守るために - 県境)
- 時期 : 5月中旬~10月中旬
- 場所 : 川沿い(竜宮沼尻川橋、尾瀬沼釜ッ堀)
- 観察や学習の対象 : 地形・地質,
- 学習の目的や育てたい能力 : 観察,読み取る,討論・問題解決,比較対照,
解説
尾瀬は群馬、福島、新潟の3県にまたがって位置しています。
県境は川や稜線に沿って設けられることが多く、群馬と福島の県境は尾瀬沼の真ん中を尾瀬沼から流れる沼尻川が群馬と福島の境界となっています。
またヨッピ川と合流した後は福島、新潟の境界となります。
木道には管理者の焼き印が付けられているため、その印を見ることで自分が3県のどこを歩いているのかを知ることが出来ます。
■竜宮付近を流れる沼尻川は福島県と群馬県との県境になっている
尾瀬の自然を守るためには県境を超えた取り組みが必要となり、尾瀬保護財団は、多くの尾瀬関係者を相互調整し、県単位では解決できない問題に取り組むために設立されました。