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  • 今日の尾瀬
  • 2019.07.07

2019年7月7日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の巨樹の紹介)

■ 天気:曇り
■ 気温:19.2℃(最高気温) 13.1℃(最低気温)

ブログを見ている皆さんこんにちは
尾瀬は樹齢200年前後の巨樹が登山道付近でよく見られます、入山の際は多様な樹種の巨樹
を見つけて見て下さい、永い年月風雪に耐え成長し尾瀬を見続けてきています。

ダケカンバ(カバノキ科)岳樺

尾瀬ヶ原にはダケカンバ、シラカバ両方見られます、より標高が高くなるとダケカンバになります。
昔地元の人は大木の樹皮を剥ぎ、火がつきやすいので竈の焚き付けに使ったそうです。

カラマツ(マツ科)唐松

この木は1000m前後の所ではよく植林されています、尾瀬では天然のカラマツでこれだけの巨木はなかなか見られないと思います。春先の新芽、秋の黄葉は綺麗ですよ。
 
ミズナラ(ブナ科)水楢

実(ドングリ)は長さ2~3㎝と大きく、秋になるとツキノワクグマがよく食べる、樹の上部にクマが折った枝クマ棚が見られます。

トチノキ(トチノキ科)栃の木

樹皮は黒褐色で、大きな波形の模様がある。用途は種子のあくを抜きトチ餅に
材は臼・木鉢や楽器材に使われる。

ブナ(ブナ科)橅

果実は堅実、殻斗は熟すと4裂し、三角錐の実でクマ・ネズミ・リスなど動物が食す。
尾瀬は豪雪地帯、吹雪時ブナの巨木に雪が付き湿っぽい幹に、コケが付きやすい特に北側に付く。

ネズコ(ヒノキ科)別名クロベ

全体ヒノキに似る、樹皮がより平滑で特に幹が雨に濡れると赤みを増し綺麗です。

木道(材質 カラマツ

昭和30年代尾瀬の木道は現地調達で木を伐りだし敷いていました、40年代頃からヘリコプターの導入運搬により、現在はほぼ全域耐水性・強度に優れたカラマツ材の木道を敷いています。
木道設置には多額の費用がかかります、場所により老朽で傷みがひどい箇所もありますので気をつけて通行して下さい。

担当:笹原

  • 尾瀬公式 Instagram
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