- 今日の尾瀬
- 2017.08.15
2017年8月15日-山の鼻ビジターセンターより(マルバダケブキ)
■ 天気:雨のち曇り
■ 気温:21.4℃(最高気温) 16.3℃(最低気温)
本日は気温も上がらず、半袖でいると肌寒く感じる一日でした。
今日は今の時期見られる、背の高い黄色いお花
マルバダケブキについてご紹介致します。
尾瀬では湿原の太陽が当たる場所や、林内で咲いているのが見られます。
鮮やかな黄色い花を 散房状に付け、とても目立ちます。
名前にマルバと付いている通り、直径が30cmほどになる大きな丸い葉をつけます。
茎は高さ50~120cmになり、茎の頂部に分岐して花をつけます。
またフキと名前が入っていますが、葉が似ているだけでフキの仲間ではありません。
キク科になります。
尾瀬の中では、背が高くオオウバユリと同じように存在感がある花ですが、
個人的には、花が咲く前の蕾が袋から出てくる所がとても魅力的です。
初めて見つけたときは、何が出てくるのか興味をそそられました。
蕾がいっぱい入っている袋が割れて、蕾がニョキッと立ち上がる所が面白いので
是非見つけて観察してみてください。
担当:榎原