- 活動報告
- 2014.04.30
平成26年シーズンの至仏山誘導ポールの設置作業を行いました
期日:平成26年4月23日(水)
天候:晴れ(雲量6~8)
明日の鳩待峠の車道開通を控えて、
安全に通行できるルートを確定し、植生が露出した所へ入り込まないために、
ルートを誘導するための赤ポールの設置作業を行いました。
(写真1)積雪深計の固定ロープ交換
毎回御紹介している積雪深ですが、このような積雪深計(5m)を3個所設置(許可済み)して計測しています。
その固定ロープが劣化していたので、積雪のある今の時期を利用して高い位置のロープを交換しました。
(写真2)誘導ポールの運搬
残雪期の至仏山は天候によっては、大荒れに荒れる危険な山ともなります。
誘導ポールの設置・撤去及び調査点検等の作業は、
至仏山を熟知している地元の山岳ガイドさんに御協力をいただいて実施しています。
(写真3)誘導ポールの設置
ガイドさんたちは、ひとり3本ずつのポールを背負って登り、
山頂から設置場所までは滑ったり、設置したりを繰り返しながらの作業でした。
(写真4)高天ヶ原の残雪状況
高天ヶ原(重点植生保護区域)には、この時期でもほとんど雪がありません。
誤って立ち入ると、至仏山にとっても、登山者・スキーヤーにとっても残念なことになります。
至仏山山頂から山ノ鼻への高天ヶ原を経由しない滑走ルートは、
別のブログ「すいすい尾瀬なび(平成26年シーズンの至仏山ルール)」にてお知らせしていますので、こちらを利用してルートを見極めてください。
本日の積雪深
・鳩待峠 210cm(本年 4/18 220cm)
・第1ピーク手前 230cm(本年 4/18 240cm)
・第1ピーク奥 290cm(本年 4/18 300cm)
担当:西嶋