- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2024.09.14
2024年9月14日-山の鼻ビジターセンターより(八木沢道の様子)
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尾瀬にお出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:晴れ
■気温:29.3℃(最高気温)16.4℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
昨日の夕方、西の空がピンク色に染まりました。このような空が見られるのは、久しぶりです。
この空が予感させてくれた通り、今朝は気持ちの良い青空が広がりました。
本日は、尾瀬ヶ原から八木沢道を登っていくときの様子について、ご紹介します。
八木沢道は、尾瀬ヶ原の見晴地区からアヤメ平近くの富士見峠までをつないでいて、距離は約5.7km、標高差は約460mあります。木道の敷かれていない土や石の道です。
【八木沢道入口:見晴キャンプ場の奥】
八木沢道への入口は、見晴地区にあるキャンプ場の奥にあります。
【初めはブナとミズナラの森】
初めは、ブナやミズナラの巨木が立ち並ぶ明るい森が続きます。登山道の幅は広く、傾斜も緩やかなので、周りの景色を楽しみながら歩いてみてください。
【橋など】
ほどなくして見晴沼尻川橋を、つづいて八木沢橋を渡ります。八木沢橋は、登山口(見晴)から2.3km、富士見峠まで3.4kmの地点です。道が分かりにくい箇所には、ロープや登山道を示す標示がついています。よく見てお進みください。
【八木沢橋から富士見峠へ】
八木沢橋を渡ると少しずつ傾斜が増してきます。八木沢道のほぼ中間地点である「昼場」は、ベンチ等はありませんが、少し開けているので休憩ポイントとしてオススメです。
標高が上がるにつれて傾斜もさらに増しますが、眺望が開ける箇所がところどころありますので、景色を楽しみながらゆっくり登ってください。
急な登山道を登り終え、林道を少し歩くと八木沢道の終点、富士見峠に着きます。ベンチでゆっくり休憩して、アヤメ平などへお進みください。アヤメ平では、林内を歩いてきた登山客をねぎらうかのような広々とした風景が広がっています。
(富士見峠公衆トイレは、現在使用できませんのでご注意ください。)
【見られたキノコ】
八木沢道には、他にもいろいろなキノコが生えていました。
尾瀬ヶ原からアヤメ平方面に上がるには、八木沢道のほかに、竜宮十字路から上がる長沢新道がありますが、八木沢道は距離も長くコースタイムも多くかかります。十分な下調べと装備で、お楽しみください。
【お知らせ】
◎山ノ鼻キャンプ場は、本日から営業再開となりました。くわしくはこちら。
◎一部閉鎖していた研究見本園の閉鎖は解除されました。ツキノワグマとの共存
◎三条ノ滝園地において、老朽化した展望台の改修工事が行われています。
詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは、故障のためご利用できません。ご注意ください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付、募金、協力金等をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
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尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津