- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2024.05.18
2024年5月18日-尾瀬沼ビジターセンターより(御池~沼山峠間シャトルバス運行開始!)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:晴れ
■気温:12.4℃(9時)19.1℃(昨日の最高気温)1.2℃(今日の最低気温)
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
雲ひとつなく、澄み切った青空が広がる尾瀬沼です。陽射しが強く、散策していると汗ばんでくるほどです。しかし、風は冷たく、立ち止まるとすぐに身体が冷えてくるため、防寒の準備は必須です。
【展望デッキより燧ヶ岳をのぞむ】
本日より、御池~沼山峠間シャトルバスの運行が開始されました。展望デッキから燧ヶ岳の眺望を楽しまれていたハイカーの皆様は、御池を6時30分に出発する始発バスに乗って尾瀬沼までいらしたそうです。今日は日帰りでのんびりと尾瀬沼周辺を散策します、と笑顔でお話ししてくださいました。
尾瀬沼ビジターセンター周辺の山小屋の営業は、長蔵小屋と尾瀬沼山荘は本日から、尾瀬沼ヒュッテは5月21日(火)からとなっています。尾瀬の山小屋は「予約制」となっておりますので、尾瀬での宿泊を希望される方は、事前に予約をお願いします。
現在、尾瀬沼ビジターセンター周辺では、営業をしている売店はございませんので、行動食、飲料を準備のうえ、散策をお楽しみください。
さて、大江湿原、尾瀬沼ビジターセンター周辺を巡回しましたので、周囲の状況について報告します。
【ワタスゲ】
ワタスゲといえば、初夏の湿原に、ポンポンと白い点描が幻想的に広がる様子を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は、白い綿毛は花ではなく果穂なのです。黄色く、長さ2,3センチほどのブラシのような花がワタスゲの花です。
【リュウキンカ】
まだまだ彩りの乏しい湿原に、ぱっと鮮やかな色どりを与えてくれるリュウキンカが沢沿いで咲いていました。
【シラネアオイ】
シラネアオイのつぼみを見つけました。あと数日で可憐な姿を見せてくれるでしょう。
【コミヤマカタバミ】
花の直径は1センチ程度の小さな花で、葉はクローバーの様な三つ葉です。林内でよくみられます。
最後に、尾瀬保護財団よりお知らせです。
【寄付をされた方にオリジナルバッジを差し上げています】
尾瀬保護財団では協力金を募っております。協力金は、尾瀬の自然保護に役立てられています。今シーズン第一弾は、昨シーズンも大好評だった、ミズバショウとオコジョ2種類を用意しております。この美しい尾瀬を後世までも残していけるよう、皆様のご理解とご協力をお願いします。
<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
※詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
お待ちしております。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2024年「第一弾」は尾瀬沼の早春シリーズです。(ミズバショウ・オコジョ)
尾瀬沼ビジターセンター