- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2024.05.17
2024年5月17日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の様子)
============================================================
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================
■天気:晴れ
■気温:14.0℃(最高気温)2.8℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今日は朝から冷たい風が吹く一日でした。
本日は、鳩待峠から山ノ鼻間の様子をお伝えします。
鳩待峠から山ノ鼻間は、尾瀬ヶ原を目指して林内を約3km下る登山道です。
【鳩待峠の尾瀬ヶ原入口】
入口の左に掲示板があるので、ここで情報を確認しましょう。また、入口の足元には種落としマットがあるので、尾瀬にない植物の種などを持ち込まないよう靴裏をしっかり擦ってから入山しましょう。
(戸倉行きの最終バスの時刻は時期によって変わるので前述の『2024年(令和6年)年シーズンについて』で確認しましょう)
【オオカメノキ】
葉の形が亀の甲を思わせるところから、オオカメノキと名前が付きました。
【足元に咲く花々】
スミレサイシン(左上)、オオバキスミレ(右上)、エンレイソウ(左下)、イワナシ(右下)
春先に林内に咲く花たちです。鳩待峠から山ノ鼻間は尾瀬ヶ原を目指して急いで歩きがちですが、足元に注意して見るとこれらの花々に出会えます。
【テンマ沢湿原のミズバショウ】
白い部分は花びらではなく葉が変化したもので、棒状の部分に黄色い小さな粒々の花がたくさんついています。
【テンマ沢湿原】
テンマ沢湿原に入った途端、フワッとかすかな甘いさわやかな香りに包まれました。風のない林内で、ミズバショウの開花がピークを迎えているとき限定のご褒美です。
ぜひ、春の尾瀬に会いにいらしてください。
============================================================
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2024年「第一弾」は春の尾瀬シリーズです。(リュウキンカとミズバショウ、至仏山、燧ヶ岳)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺