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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2023.06.10

2023年6月10日ー尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼東岸の樹林帯を散策しよう!)

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〇尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
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2023年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2023」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
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■天気:曇り
■気温:16.2℃(9時)20.9℃(昨日の最高気温)11.6℃(今日の最低気温)

こんにちは♪

今朝は最低気温が10℃を越え暖かな朝を迎えました。
午後は曇が厚くなりましたが、午前中は少し陽射しもあり大江湿原散策では汗ばむほどでした。
やや霞んではいますが燧ケ岳の眺望もありました。

【尾瀬沼東岸】

尾瀬沼ビジターセンターのあるエリアから三平下に続く尾瀬沼東岸、1.5mの幅の広い木道(標準的な木道は幅50cm、長さ4m。標準の3倍幅木道です。)が続く樹林帯の散策を楽しむことができます。ダケカンバ等の広葉樹が芽吹き新緑が映えて綺麗です。強く直射日光を受けない樹林帯の散策は、特に夏場は湿原の暑さを逃れてゆったりと涼しい散策を楽しめる場所です。

【この黄色い粉は何!?】

右)タケシマランの葉に降り積もった花粉。

6月前半の一時の現象ですが、樹林帯内を歩いていると木道が黄色い粉に覆われていることに気が付きます。撮影の為にカメラを取り出すと液晶画面の上が瞬く間に黄色い粉で覆われるのがわかるほどです。周りを見渡すと山野草の葉の上にも。

この正体はオオシラビソの花粉です。

沼山峠登山口から沼山峠ピーク辺りのオオシラビソ林でも木道上にたくさん見ることができます。

ちょっと立ち止まって周りを観察してみましょう。普段、気が付かなかった自然の営みに気づかされる現象です。

尚、少し鼻がグズグズすると訴える管理員もいますので、花粉症をお持ちの方はご注意ください。

【マムシグサ】

2023.6.9 大清水~一ノ瀬間           

マムシグサ、林縁で数は多くありませんが独特の姿を見ることができます。ミズバショウもマムシグサもサトイモ科に属するお花です。サトイモ科のお花の特徴は肉穂花序。穂状花序の主軸が肉厚に膨らんだものの呼称です。肉穂花序にブツブツ見える部分がお花の本体、やがてたくさんの実をつけます。そして仏炎苞と呼ばれる葉が変形したものが肉穂花序を取り巻くように覆っています。仏炎苞は独特の色を持ちミズバショウでは白色、マムシグサは緑色、お花屋さんで売られているカラー (calla)もサトイモ科のお花で赤や黄色など色々な色があります。サトイモ科のお花はとても変化にとんだ魅力を持っていますね。

【サンリンソウ】

ミズバショウからの白いお花リレーを引き継いで、あちらこちらで咲き誇るサンリンソウ。
尾瀬沼東岸の木道脇だけでなく大江湿原でも楽しむことができます。

【コミヤマカタバミ】

丸みのあるハート形の3枚の葉が特徴のコミヤマカタバミ。深山の針葉樹林内に時に群生します。尾瀬内の樹林帯・林縁部に多く咲きます。やや赤みのある紫条が可愛いお花です。陽が陰るとお花を閉じてしまうのが特徴。

・・・おまけ・・・

【タテヤマリンドウの色違いを探そう!!】

午前中の大江湿原散策はひと際花数が目立ったタテヤマリンドウ。まだこれから増えます。ほんの10数メートルの間で一般的な青紫色、濃い青紫色、白色、薄ピンクなど、幾つも色違いタテヤマリンドウが見られました。アップで撮影できる、即ち、木道から手を伸ばせば届く範囲で見つけられます。

遺伝子多様性の証。

ちょっと贅沢に時間をかけて、色々な視点で尾瀬の奥深さをご堪能下さい。

尚、もう暫く経つとヌマガヤ等の草丈がタテヤマリンドウの草丈を越えるようになり、探し難くなりますので、時期を逸しないようにご計画ください。

<ご案内>
尾瀬沼ビジターセンターでは、金曜、土曜及び祝前日の19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。

尾瀬沼ビジターセンター

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