- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2022.10.29
2022年10月29日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼の夕焼け)
==============================================================
◆尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
◆令和4年シーズンの各施設終了予定についてはこちらのページをご参考ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」 とハッシュタグを付けて投稿してください。詳しくはこちらのページをご参照ください。
==============================================================
■天気:曇り時々雨
■気温:3.4℃(9時)14.3℃(昨日の最高気温)-0.2℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
尾瀬沼周辺では、昨日までに比べて気温が上昇し、朝から雨がしとしとと降り続けています。
大江湿原では霜が降りず、枯野色の湿原が広がっていました。
【10月28日の夕焼け】
昨日10月28日の夕方は、雲が多く、少し変わった夕焼けが見られました。
尾瀬沼周辺では、月に2、3回は鮮やかな夕焼けが見られます。
今年1年間の夕焼けをその時期に見られるお花とともに振り返ってみます。
【5月17日の夕焼けとミズバショウ】
5月。尾瀬沼の湖面の氷が少しずつ溶け始め、夕焼けが反射するようになります。
ミズバショウも少しずつ顔を出し始め、少し遅い尾瀬の春の訪れを告げてくれます。
【6月25日の夕焼けとタテヤマリンドウ】
6月。夏至を迎え午後7時を過ぎても夕焼けが輝き続いていました。
見られるお花の種類も多くなり、タテヤマリンドウが湿原を青く彩ります。
【7月13日の夕焼けとワタスゲとニッコウキスゲ】
7月。ワタスゲの綿毛が風にたなびき、ニッコウキスゲが咲き乱れ、大江湿原はハイカーで賑わいます。
【8月1日の夕焼けとキンコウカ】
この日、8月1日は燃えるような夕焼けとなり、多くのハイカーがこぞって写真撮影をしていました。
8月に入ると沼尻や燧ヶ岳の熊沢田代ではキンコウカが咲き誇り、湿原を黄色く染め上げます。
尾瀬沼周辺は日帰りで来ることも可能ですが、是非山小屋やキャンプ場に宿泊されて、ゆっくりと夕焼けを眺めてはいかがでしょうか。来年度も皆様の尾瀬沼への来訪を心よりお待ちしております。
*木道や施設を歩く際は、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター